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UIFlow と M5Stack CoreInk の組み合わせを早速試してみる

Last updated at Posted at 2020-11-20

M5Stackシリーズの新デバイス、電子ペーパーを搭載した M5Stack CoreInk が、今日 UIFlow に対応しました。
そして早速チェックして試し、その過程をメモ的なものとして記事にしてみました。

たった 2つのブロックを使うだけで、画像を電子ペーパー上に表示できてしまった!

はじめに

事前に以下などの公式ツイートで予告されていて、リリースを楽しみにしていました。
そして今日の夜に Facebook や Twitter のタイムラインに、リリースされたとの情報が流れてきました。

まずは UIFlow で端末選択画面をチェック。
CoreInk が選択肢に増えてました。

UIFlow のブロックを見てみる

まずは、画面にいろいろと配置してみました。

こちらは画面に並べた要素と関係ないですが、イベント関連のブロック。

そして、配置された要素に関するブロックをチェック。
一番試してみたい、と思ったのは画像関連のブロックでした。

こちらは、デフォルトで「UI」の中に含まれる「画面」のブロック。

なぜかバッテリー関連のカテゴリが 2つある?

UIFlow のファームウェアを書き込む

M5Burner で CoreInk にファームウェアを書き込もうとして Mac用のアプリを見てみたのですが、どうやら CoreInk用のメニューは出ていない様子。
Windows用がリリースされた、とかかな、と思い Windows機で見たら無事に使えそうでした。

そして、ファームウェアをダウンロードして、書き込みを試しました。

UIFlow を利用した画像表示を試す

「画像表示を試したい!」と思って Twitter用に使っている画像をセットしてみました。

単純に画像ブロックのみを使うと、エラーメッセージが表示されたため、その時にメッセージに記載されていた画面ブロックを足してみました。
そうすると、無事に電子ペーパー上に画像を表示できました!

ドキュメント等を見ないでとりあえず試したので、上記が正しいかは不明です。
Twitter で別の方のツイートを見ると、ブロックの順序を逆にしてたようでした。

【追記1】 画像の 2値化の閾値を変える

Facebook で使っている写真でも試してみました。
なんともいえない感じの画像に(笑)

Twitter コメントより、画像が 2値化される際の閾値を変えられる、という情報を得られたので試してみました。

写真は背景の色の関係で、閾値をいじっても厳しそうでしたが、その前に試していた Twitter のアイコンでやったものは、閾値を変えると輪郭などが良い感じに。

【追記2】 ハーフトーンにすることで見た目を改善

写真を表示させようとした事例で、単純な2値化・閾値調整だと見た目があまり良くない感じになったもの、ハーフトーンの処理をした上で表示させることで、ずいぶん改善されました。
(この件、Qiita の記事にしてみました ⇒ UIFlow と M5Stack CoreInk で画像表示をさせる際の事前の画像加工(ハーフトーンの利用) - Qiita

おわりに

冒頭にも書いたように、たった 2つのブロックを使うだけで、画像を電子ペーパー上に表示できてしまった!

【追記1】 その後

テキストの表示も試してみました。
「Set screen show」を置く位置は、表示させたい要素の設定などが終わった後、で良さそうでした。

ボタンとスピーカーの組み合わせ。
(電子ペーパーの表示は、別のプログラムで表示したものが残っている形)

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