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micro:bit で扱えるロボットカーの「micro:Maqueen Plus V2」と「Micro:Maqueen micro:bit Robot Platform」

Last updated at Posted at 2024-07-09

この記事は、以下の写真にうつっている「micro:bit で扱えるロボットカー」の「micro:Maqueenシリーズ」に関する話です。

自分の場合は、以下から購入しました。

●micro: Maqueen Lite - micro:bit Robot Platform — スイッチサイエンス
 https://www.switch-science.com/products/4969

●micro: Maqueen Plus V2 — スイッチサイエンス
 https://www.switch-science.com/products/8003

正確には、micro:Maqueen Lite のほうは、以下よりも古いバージョンの時のもの = 名前が「Micro: Maqueen micro:bit Robot Platform」だった時のものを買っています。

micro: Maqueen Plus V2 のほうを、まだあまり活用できてない状況だったのもあり、今までいろいろ使ってきた micro: Maqueen Lite をベースに機能を見ていこうと思ったのが、この記事を書いた動機です。

2つの micro:Maqueen

2つの micro:Maqueen の仕様で、違いがある内容をいくつか書き出してみます。

micro:Maqueen Plus V2 Micro: Maqueen micro:bit Robot Platform
サイズ 136 x h 65 mm 81 x 85 x 44 mm
電池 単三電池 4本 単四電池 3本
LEDライトのサイズ
ライントラッキング用センサー 5つ 2つ

他にも違いがありますが、特定のものだけピックアップしてみました。

基本的には、本体や LED などの一部のパーツが大型化しています。
そして、電池は本数も使う電池の種類も変わっています。

ライトラッキング用のセンサーは、個数が倍以上違っています。

その他に上では書いてないですが、「micro:Maqueen Plus V2」は別デバイスとの連携が色々便利に行えるようになっています。

MakeCode での拡張ブロックを比べてみる

micro:bit を使う際、メジャーなプログラミング環境として「MakeCode」があります。

そこで「micro:Maqueenシリーズ」を使う場合、「拡張機能」を読みこんで使うことになります。
今回の「micro:Maqueen Plus V2」と「Micro: Maqueen micro:bit Robot Platform」を使う場合は、それぞれ異なる拡張機能を読みこむ形です。

具体的に MakeCode の画面で示すと、以下のとおりです。

image.png

公式の Wiki

以下に、micro:Maqueen の使い方に関する情報が並んだページや、公式の Wiki へのリンクを掲載しておきます。

●micro: Maqueen
 https://edu.dfrobot.com/tag-497.html

image.png

●micro: Maqueen micro:bit Educational Programming Robot Platform WIKI
 https://wiki.dfrobot.com/micro_Maqueen_for_micro_bit_SKU_ROB0148-EN

image.png

次に、「micro:Maqueen Plus V2」と「Micro:Maqueen micro:bit Robot Platform」の違いを軽く見てみます。

「Micro:Maqueen micro:bit Robot Platform」で使う拡張ブロック

まずは maqueen という名前のほうの拡張機能を見てみます。

以下のように、「超音波センサー」「タイヤを動かすモーター」「単色LED」「ラインセンサー」「赤外線モジュール」を扱うためのブロックがあります。

image.png

image.png

「micro:Maqueen Plus V2」で使う拡張ブロック

次に maqueenPlusV2 という名前のほうの拡張機能を見てみます。

まず、明らかにブロックの数が違っています。

image.png

image.png

image.png

主な違いとしては、以下を扱うブロックが追加されているようです。

  • フルカラーLED(※ 旧バージョンでは、別の拡張機能を読みこんで制御する使い方だったもの)
  • IO系

もちろん、旧バージョンにあった以下も一通りブロックが用意されています。

  • 超音波センサー
  • タイヤを動かすモーター
  • 単色LED
  • ラインセンサー
  • 赤外線モジュール

活用方法に関する情報源

自分自身、Micro: Maqueen micro:bit Robot Platform のほうは色々使ってみて、Qiita の記事を書いたりもしました。

しかし、活用方法については「サヌキテックネット」さんのページを見ていただくのが良いかもしれません。

●micro:bit【マイクロビット】プログラミング教育・フィジカルコンピューティングにおすすめの教育用小型コンピューター | micro:bit Lab.【マイクロビット】
 https://sanuki-tech.net/micro-bit/
 https://sanuki-tech.net/micro-bit/kit/

micro:bit の調べものをすると高確率でたどり着くサイトが(※ 少なくとも、自分の場合は)「サヌキテックネット」さんですが、「micro:Maqueenシリーズ」に関する情報も豊富です(そして記載が丁寧!)。

例えば、以下などがあります。

上3つは自分もやったことがありますが、赤外線を使った内容はできてなかったりするので、試してみたいところです。

自分が書いた記事

以下、自分が過去に書いた Qiita の記事も紹介してみます。

上記では、MakeCode 以外のものも使っています。
具体的には、Scratch 3.0 をベースの独自拡張機能が組み込まれた「Microbit More」「Stretch3(ストレッチスリー)」を使っているものもあります。

おわりに

今回、micro:bit で扱えるロボットカーの「micro:Maqueen Plus V2」と「Micro:Maqueen micro:bit Robot Platform」に関する内容を書きました。

それらの仕様の違いの一部をピックアップしつつ、他に MakeCode で扱う時の拡張機能の違いを見たりもしました。

「micro:Maqueen Plus V2」は、他デバイスとの連携も色々やりやすくなっているところがあり、それは今回の記事で扱えていません。
そのあたりは、別途、試していければと思っています。

余談

記事の中で紹介したサイト「サヌキテックネット」さんは、micro:bit に関する丁寧な記事を大量に掲載されてるので、「micro:Maqueenシリーズ」以外の話でも micro:bit を使っている方にオススメです!

●micro:bit【マイクロビット】プログラミング教育・フィジカルコンピューティングにおすすめの教育用小型コンピューター | micro:bit Lab.【マイクロビット】
 https://sanuki-tech.net/micro-bit/

余談2

他に DFRobot の公式のページを見ると、micro:Maqueenシリーズ以外のものも含め、面白い情報が色々ありそうです。

●DFRobot Education- online resources for STEM and maker education
 https://edu.dfrobot.com/

image.png

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