はじめに
個人の活動でモノ作りをして、それをメーカーフェアなどのモノ作り系の展示会に作品を出すことがちょこちょこあります。
そのような際に、
最近入手した M4チップ搭載 Mac mini を活用できるのでは!?
と思ったりしています。
この記事は、それを具体化していけるかもしれない過程の、1ステップ目の話です。
Mac mini を使おうと思った背景
最初に、M4チップ搭載 Mac mini を展示案件に使おうと思った背景を、少し書いてみます。
普段の展示案件で使っているノートPC
普段、自分がモノ作り系の展示イベントなどに出展する際、よく利用する PC が 2種類あります。それらを実際に展示で使っている様子がわかるもので、以下の NT東京2023 の初日・2日目の展示を体験いただいた方にポストいただいたものがあります。
上側が初日に使った MacBook Pro(CPU は Intel の 13インチ、2020年モデル)です。
そして下側が 2日目に使った ASUS の ROG Flow Z13 GZ301ZE(CPU は Core i9、GPU で NVIDIA GeForce RTX 3050 Ti Laptop GPU搭載)です。
▼ NT東京2023 初日
▼ NT東京2023 2日目
上記で PC を変更した背景
ここで、なぜ PC を 2日目に変えているかというと、初日に使った MacBook Pro で作品を動かし続けた際に、PC が熱暴走して停止することがよく起こったためです。
ノートPC で展示していたのは、↓こちらの、Googleさんの MediaPipe を使った作品ですが、連続して何時間も Intel版の MacBook Pro で動かすには、処理負荷が高かったようです...
(M1 とか M2 とか搭載してたら、話は違ったかも)
M4チップ搭載 Mac mini を展示案件で活用する
上記のようなことがあった後は、展示イベントに出展する際には展示作品によって(主に、その処理負荷によって)、上記のノートPC を使い分けています。
このうち GPU搭載ノートPC を使っている処理負荷が高い作品を展示する際に、M4チップ搭載 Mac mini が使えるのではないかと思い始めました。
重量の比較
「持ち運ぶとして重量感はどうだろう?」と思ったので、よく使っていると書いた PC と重さを比べてみます。
- Intel版の MacBook Pro(2020年モデル)
- 1.4 kg
- ASUS の ROG Flow Z13 GZ301ZE
- タブレット:約1.18kg、キーボード:約340g
- M4チップ搭載 Mac mini(10 コア CPU、10 コア GPU、メモリ 24GB、SSD 512GB)
- 0.67 kg
画面やキーボードがない状態とはいえ、重さはノートPC の半分くらいです。
可搬性のあるキーボード・マウスと、モバイルモニターあたりを組み合わせても、わりと持ち運ぶのには問題ない重さになりそうです(あと、サイズも小さい)。
そもそも展示案件では、場合によってはノートPC 複数台と多数のガジェットと、さらにモバイルモニタとかいろいろ持ち運んでるので、上記のスペックであれば全く問題ない気もw
例えば、 ↓この時は依頼をもらった案件で、名古屋で展示しましたが、わりと重量のあるセットを運んだ記憶があります。
持ち運び用ケース
細かな機器の話はまた考えるとして、まずは Mac mini の運搬時に、本体を保護してくれるちょうど良いサイズ・スペックのケースが欲しくなりました(できれば、電源ケーブルも入れられると良いな、などとも思いつつ)。
ハードケースになっているものが安心かな、と思ったりもして、それで Amazon で探して買ったのが以下の商品です。
サイズ感など、届くまで不安はありましたが、届いてからセットしてみると以下のようにフィットした感じで良かったです。
まずは運搬時のケースは確保できました。
一緒に持ち歩く機器まわりは、別途、検討していければと思います。
余談
この Mac mini を早速、直近の展示で活用してみようかと、一緒に展示するメンバーとやりとりをしていました。
その中で、別途検討する際の候補で使えそうなアイテムがあることに気づかされました。具体的には、2020年の始めにゲットしていた以下のものです。
ラズパイと組み合わせて使う想定で買ったのですが、今回の記事に書いた話でも活用できそうな予感がします!