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Windows標準のコマンドを使って PC を一時的にスリープなどさせないようにする(元に戻すほうも)

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Last updated at Posted at 2026-06-09

はじめに

以前、以下の記事に書いた Mac のcaffeinateコマンド的な対応を、Windows でできないかと調べてみて、試した話のメモです。

●Mac のスリープ防止対応: Mac を使った作品展示で意図しないスリープを防止する方法のメモ - Qiita
 https://qiita.com/youtoy/items/142a01bd6ae563c3d144

Windows でもコマンドを使った方法があり、この後にその一つを試します。

【余談】コマンドを使わない方法

もちろん特定のアプリを使うなどの、コマンドを用いない方法もあります。例えば、Microsoft が提供しているアプリを使う方法だと、PowerToys を使った方法があります。

●PowerToys Awake - Windows コンピューターをスリープ状態にしないようにするツール | Microsoft Learn
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows/powertoys/awake

今回使う方法

今回使う方法は、以下のコマンドを用いたものです。

●Powercfg のコマンドライン オプション | Microsoft Learn
https://learn.microsoft.com/ja-jp/windows-hardware/design/device-experiences/powercfg-command-line-options

今回利用するオプションについて

上記のオプションで、今回使うものは以下に書かれています。

2026-06-09_23-38-32.jpg

このコマンドについて、「-ac」がつくものはノートPC では電源アダプタ接続中に影響するもののようです。そして「-dc」がつくものはノートPC では電源アダプタが接続されていないバッテリー駆動中の状態で影響するものになるようです。

それらを分けて書くと、以下になります。

  • AC
    • monitor-timeout-ac
    • disk-timeout-ac
    • standby-timeout-ac
    • hibernate-timeout-ac
  • DC
    • monitor-timeout-dc
    • disk-timeout-dc
    • standby-timeout-dc
    • hibernate-timeout-dc

上記の 4種類ある内容は、以下となるようです。

  • monitor-timeout: 画面オフまでの時間
  • disk-timeout: ディスク停止までの時間
    standby-timeout: スリープまでの時間
    hibernate-timeout: 休止状態までの時間

さらに、この後ろに「分」単位の時間の数字をつけます。

先に現在の設定を確認する

この後に設定変更を実施するのですが、その前に現在の設定を確認しておきます。

GUI で確認

とあるデスクトップPC で、GUI上で設定を確認してみました。

2026-06-10_00-47-29.jpg

また、別のノートPC で、GUI上で設定を確認してみました。

2026-06-10_00-49-15.jpg

コマンドで確認(上記のデスクトップPC のほう)

上記のデスクトップPC のほうで、コマンドを使った設定確認を行ってみます。設定確認用のコマンドは、以下の 3つです。

powercfg /query SCHEME_CURRENT SUB_VIDEO VIDEOIDLE
powercfg /query SCHEME_CURRENT SUB_SLEEP STANDBYIDLE
powercfg /query SCHEME_CURRENT SUB_SLEEP HIBERNATEIDLE

上記のコマンドを 1つずつ実行してみた時の結果を以下に掲載します。

ディスプレイの電源を切るまでの時間

以下は、ディスプレイの電源を切るまでの時間を確認したものです。

2026-06-10_00-22-47.jpg

最後の2行が、以下の内容を示しています。

  • AC電源時 0x00000708 1800秒 = 30分(AC電源接続時は 30分後に画面オフ)
  • DC電源時 0x000000b4 180秒 = 3分(DC電源接続時は 3分後に画面オフ)

スリープまでの時間

以下は、スリープまでの時間を確認したものです。

2026-06-10_00-25-17.jpg

AC電源接続時は「18000秒 = 300分 = 5時間」でスリープし、DC電源接続時は「600秒 = 10分 = 10分」でスリープするという内容です。

休止状態にするまでの時間

以下は、休止状態にするまでの時間を確認したものです。

2026-06-10_00-27-31.jpg

AC電源接続時は「18000秒 = 300分 = 5時間」で休止状態になるという内容です。また、DC電源接続時は「0秒」で休止状態になる設定ではなく、休止状態にはしないという設定になります。

設定を変更するコマンド

以下は、設定を変更するコマンドです。

AC電源接続時の「スリープ、休止状態」の無効化

まずは AC電源接続時に「スリープ、休止状態」を無効化するコマンドです。バッチファイルを作って、以下を実行する形にしました。

@echo off
powercfg /change standby-timeout-ac 0
powercfg /change hibernate-timeout-ac 0

echo AC電源接続時の「スリープ、休止状態」を無効化しました

pause

AC電源接続時の「ディスプレイ電源オフ、スリープ、休止状態」の無効化

次は、画面オフも避ける場合のコマンドです。以下は、AC電源接続時に「ディスプレイ電源オフ、スリープ、休止状態」を無効化します(これもバッチファイルにしました)。

@echo off
powercfg /change monitor-timeout-ac 0
powercfg /change standby-timeout-ac 0
powercfg /change hibernate-timeout-ac 0

echo AC電源接続時の「ディスプレイ電源オフ、スリープ、休止状態」を無効化しました

pause

AC電源接続時の「スリープ、休止状態」の無効化を元にもどす

最後に、AC電源接続時の「ディスプレイ電源オフ、スリープ、休止状態」の無効化を元にもどすコマンド(バッチファイルにたもの)です。数字の部分は、元の設定に合わせて決めた内容になります。

@echo off
powercfg /change monitor-timeout-ac 30
powercfg /change standby-timeout-ac 300
powercfg /change hibernate-timeout-ac 300

echo AC電源接続時の「ディスプレイ電源オフ、スリープ、休止状態」を有効にしました

pause

以下は、AC電源接続時の「スリープ、休止状態」の無効化を元にもどすコマンド(バッチファイルにたもの)です。これも、数字の部分は元の設定に合わせて決めた内容になります。

@echo off
powercfg /change standby-timeout-ac 300
powercfg /change hibernate-timeout-ac 300

echo AC電源接続時の「スリープ、休止状態」を有効にしました

pause
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