以下の記事の続きで、引き続き「AlaSQL」を扱ってみます。
●ブラウザ上で AlaSQL を利用するための下調べ(簡単なメモ) - Qiita
https://qiita.com/youtoy/items/f36138ddcb2e696dc5db
今回は、p5.js Web Editor上で AlaSQL を使った簡単な処理を動かしてみようと思います。
元にするサンプル
今回、元にする内容は以下の公式サイトに掲載されているサンプルです。
p5.js Web Editor上で AlaSQL を使う
早速、p5.js Web Editor上で動かしてみます。
ライブラリは、CDN から読みこむこととします。今回は、以下を使います。
●alasql - Libraries - cdnjs - The #1 free and open source CDN built to make life easier for developers
https://cdnjs.com/libraries/alasql
p5.js Web Editor上では、このライブラリの読み込みを index.html で行います(※ 以下を追記します)。
<script src="https://cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/alasql/4.3.3/alasql.min.js"></script>
あとは、p5.js Web Editor上の sketch.js に、JavaScript のプログラムを書いていきます。
今回はシンプルに、以下の内容としました。
function setup() {
createCanvas(400, 400);
background(220);
alasql("CREATE TABLE test (language INT, hello STRING)");
alasql("INSERT INTO test VALUES (1,'Hello!')");
alasql("INSERT INTO test VALUES (2,'Aloha!')");
alasql("INSERT INTO test VALUES (3,'Bonjour!')");
const result1 = alasql("SELECT * FROM test WHERE language > 1");
const result2 = alasql("SELECT * FROM test");
console.log(result1);
console.log(result2);
}
これを動かした際の出力は、以下のとおりです。無事、意図した出力が得られているのが分かります。
公式の Wiki の関連ページを見てみる
最後に、上記のプログラムで使った処理について、公式の Wiki の掲載ページがどこかを見てみることにします。
今回の内容だと、Wiki の中で、さらに以下などを見ていくと良さそうでした。
●sql · AlaSQL/alasql Wiki
https://github.com/AlaSQL/alasql/wiki/Sql
以下に、具体的なページのリンクのみ羅列していきます。
CREATE TABLE
●Create Table · AlaSQL/alasql Wiki
https://github.com/AlaSQL/alasql/wiki/Create-Table
INSERT
●INSERT · AlaSQL/alasql Wiki
https://github.com/AlaSQL/alasql/wiki/Insert
SELECT
●Select · AlaSQL/alasql Wiki
https://github.com/AlaSQL/alasql/wiki/Select
●From · AlaSQL/alasql Wiki
https://github.com/AlaSQL/alasql/wiki/From
●Where · AlaSQL/alasql Wiki
https://github.com/AlaSQL/alasql/wiki/Where
その他
その他、以下なども気になったので、引き続き内容を追いかけて行こうと思っています。
●Data manipulation · AlaSQL/alasql Wiki
https://github.com/AlaSQL/alasql/wiki/Data-manipulation