はじめに
最近リリースされた GPT-5.5 の API を、Node.js で試してみたという話の記事です。その際、OpenAI Agents SDK TypeScript の Hello world の例を利用しています。
GPT-5.5 の API の提供開始
GPT-5.5 の API の提供開始に関して、以下のポストをしていた 4/25 でした。
GPT-5.5 の ChatGPT や Codex での提供開始
API の提供開始は上記のとおりですが、GPT-5.5 の ChatGPT や Codex での提供開始については、それより少し前という状況でした。
モデルの情報
API が提供され始めたので、OpenAI API のモデル一覧のページに GPT-5.5 も追加されています。
●GPT-5.5 Model | OpenAI API
https://developers.openai.com/api/docs/models/gpt-5.5
Node.js で API を試す
それでは、Node.js で API を試します。
Node.js で API を試す際の 1つの選択肢として、OpenAI TypeScript and JavaScript API Library がありますが、今回は冒頭でも書いたように、「OpenAI Agents SDK TypeScript」を用います。
それについて、公式が提供している「Hello world の例」を利用します。
●OpenAI Agents SDK TypeScript | OpenAI Agents SDK
https://openai.github.io/openai-agents-js/ja/
下準備
今回の内容を進めていくために、下準備として以下のパッケージをインストールします。
●@openai/agents-openai - npm
https://www.npmjs.com/package/@openai/agents-openai
コマンドは、以下のとおりです。
npm i @openai/agents
さらに OPENAI_API_KEY という名前の環境変数に、OpenAI の APIキーをセットしておきます。
モデルの選択
OpenAI Agents SDK TypeScript でのモデルの選択について補足します。
OpenAI Agents SDK TypeScript では、モデルの指定なしでも処理を実行できるようです(特定のモデルがデフォルトで設定される形)。その場合、以下の公式ドキュメントの記載を見ると、 The default is currently gpt-4.1 for compatibility and low latency. という文言があります。
https://openai.github.io/openai-agents-js/guides/models/#default-model

そのため、今回は GPT-5.5 を指定する必要がありそうです。
モデルの指定方法
指定方法は、上記の続きと少し前の部分に書かれています。
●Models | OpenAI Agents SDK
https://openai.github.io/openai-agents-js/guides/models/
例えば、エージェントごとに指定をする場合は、以下の指定方法があるようです。
さらに、以下のような指定を行うことで、「処理全体・ランナー単位」でも指定できるようです。
今回の場合は、エージェント単位での指定を用いることにします。具体的には、以下のようなコードになりそうです。
import { Agent } from '@openai/agents';
const agent = new Agent({
name: 'My Agent',
model: 'gpt-5.5',
});
GPT-5.x系の場合のモデル指定時に指定できる内容
公式情報を見ると、モデルが GPT-5.x系の場合については、 reasoning: { effort: '●●' } や text: { verbosity: '■■' } という指定も書けるようです。
ここで出てきた reasoning.effort や verbosity に関しては、以前、以下の記事を書いたことがあるので、よろしければご覧ください。
●【Node.js】 OpenAI公式の情報をもとに「GPT-5 の API」の従来との違いを少し見てみる(reasoning.effort minimal や verbosity の設定) - Qiita
https://qiita.com/youtoy/items/edf41b9b733769b60cc0
お試し用のコードと処理の実行結果
それでは、お試しをやってみます。今回用いるコードは、以下のすごくシンプルなものです。
import { Agent, run } from "@openai/agents";
const agent = new Agent({
name: "My Agent",
instructions: "You are a helpful assistant",
model: "gpt-5.5",
});
const result = await run(
agent,
"プログラミングとAIをテーマに俳句をそれぞれ2つずつ作ってください",
);
console.log(result.finalOutput);
あとは、上で書いていた環境変数の設定(APIキーの設定)を行った状態で、上記を実行します。
処理の実行結果
上記のコードを実行した結果は、以下のとおりです。
少し待ち時間があった後、上記の出力が出てきました。とりあえず、プロンプトで書いていた「プログラミングとAIをテーマに俳句をそれぞれ2つずつ」という内容に従った出力にはなっていそうです。
※ 今回の内容であれば、OpenAI Agents SDK TypeScript ではなく、OpenAI TypeScript and JavaScript API Library を使っても十分という内容
API の「Usage のページ」でログを確認
最後に API 呼び出しのログを、以下の API の「Usage のページ」で確認しておきます。
●Usage - OpenAI API
https://platform.openai.com/usage
Usage のページで直近の利用ログを確認したところ、以下のとおり GPT-5.5 のモデル(gpt-5_5-2026-04-23)が使われていることが確認できました。






