この記事は 12/31 に書いたのですが、後から「機械学習 Advent Calendar 2024」で空きがあった 11日に後から登録してみました。
内容は、以下の記事を書いた際にも扱ったデバイス「Seeedさんの SenseCAP Watcher W1-A」関連です。スイッチサイエンスさんのサイトで「カメラ、マイク、スピーカーを備えた物理AIエージェント」と紹介されているデバイスになります。
●Seeed の「SenseCAP Watcher W1-A」を使い始めるための情報を集めてみる【電子工作】 - Qiita
https://qiita.com/youtoy/items/6fba4f9462eb5ec788e2
ちなみに、機械学習のアドベントカレンダーに登録した記事としては 2つ目で、1つ目は以下を登録していました。
●「Phi-3 with ONNX Runtime」をブラウザで手軽に試す(Hugging Face Spaces にて)【機械学習】 - Qiita
https://qiita.com/youtoy/items/103defd54ae22df0ce07
はじめに
この「SenseCAP Watcher W1-A」は、デバイス上で AI・機械学習を使った処理が行えたり、外部の LLM を組み合わせた処理が行えたりするデバイスです。
また、それ以外にも外部との API を介したやりとりも行えます。
Node-RED を使った外部との連携
外部連携について、例えば公式の情報で以下のように Node-RED を使った事例があります。
●SenseCAP WatcherのHTTP Push Notificationを試してみた - Seeed K.K. エンジニアブログ
https://lab.seeed.co.jp/entry/2024/12/28/120000
●Watcher to Node-RED | Seeed Studio Wiki
https://wiki.seeedstudio.com/watcher_to_node_red/
これらの手順では、スマホで扱える専用アプリ上で APIキーを発行します。
これを PC上で行えないかというのを探してみたのが、今回の記事を書くに到った発端の出来事です。
今回の本題
今回の本題について、上記の Node-RED を使った手順に出てきているノードの情報をたどると、わりと簡単に知ることができました。
PC からも APIキーを扱えるポータル
先に PC からも APIキーを扱えるポータルと、そのポータル内での項目を掲載します。
ポータルの URL は「こちら ⇒ https://sensecap.seeed.cc/portal/ 」です。
このサイトでログインを求められますが「SenseCAP Watcher W1-A」を使い始める際に、スマホアプリで作ったものを使えば OK です。
そのポータル内の、以下の赤矢印で示したメニューを選ぶと APIキーを扱えるところにたどり着けました。
直リンクの URL は以下になります。
●Security Credentials(API key) - SenseCAP CC Portal
https://sensecap.seeed.cc/portal/#/security
情報源
上記のポータルにたどり着いた情報源は以下です。
●node-red-sensecap-paas (node) - Node-RED
https://flows.nodered.org/node/node-red-sensecap-paas
この中の「SenseCAP OpenStream API Quickstart」というリンクをたどった先に情報がありました。
具体的には、以下のクイックスタートの「SenseCAP Portal」という記載です。
●SenseCAP API Document
https://sensecap-docs.seeed.cc/data_openstream_quickstart.html
このキーワードで検索したことで、以下のダッシュボードのページなどにたどり着けました。
●Dashboard - SenseCAP CC Portal
https://sensecap.seeed.cc/portal/#/dashboard
これで、「SenseCAP Watcher W1-A」を使った開発が便利に行えそうです。
余談
この記事を書いているのは、以下の #大晦日ハッカソン 2024 に高速バス内で参加している途中だったりしました。