Laravelで幾つかアプリケーションを作ったので、もう一つくらいフレームワークを触ってみようとSlimを導入してみました。
#Slimとは
Slimとは軽量フレームワーク(マイクロフレームワーク)の一種であり、アプリケーションが動くのに必要な機能を最低限のみ兼ね備えたフレームワークです。
ちなみに、LaravelやCakePHP等たくさんの機能を兼ね備えたフレームワークはフルスタックフレームワークといい、マイクロフレームワークとは対照的なものになります。
その為、フルスタックフレームワークと比べ処理速度が速く、ファイル容量も軽くなります。
#インストール手順
##スペック
OS:Windows10 Home 64bit
php Version: 7
Composer version:1.8.6
##Composerのインストール
Slimをインストールする際は、Laravelと同様にComposerを予めインストールされてあることが必要になります。
今回は既にインストールした状態で行った為、こちらの記事をご覧になっている方でComposerをまだインストールしていない方は、以下のURLからインストールして下さい。
Composer:https://getcomposer.org/
##コマンド入力
Composerをインストールしたら、コマンドプロンプトでSlimを入れたいディレクトリまで移動し、以下のコマンドを入力します。
composer create-project slim/slim-skeleton:^3.* プロジェクト名
インストールは概ね3~5分程度で完了します。
以下のようになったら、インストール成功です!
ディレクトリに、プロジェクト名(今回は「slim_test」)のフォルダが作成され、以下のファイルが作成されました。
##Hello Worldしてみた
ローカルサーバーで「\templates\index.phtml」のサンプルページを表示させます。
インストールしたプロジェクトにディレクトリを移動させ、以下のコマンドを入力します。
php -S localhost:8888 -t public public/index.php
コマンド実行後、ブラウザで「localhost:8888/World」と打ち込むと、下図のサンプルページが表示されます。
#まとめ
今回はマイクロフレームワークであるSlimをインストールしました。
とりあえず何かしらのアプリケーションを作成し、Laravelとの比較を行ってみようと思います。