104
103

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

Windows + Python 3.6 + PipEnv + Visual Studio Code でPython開発環境

Last updated at Posted at 2018-07-08

※ 2020/4/25 追記

内容を更新した以下の記事を投稿していますので、そちらを参照してください。
Windows + Python + PipEnv + Visual Studio Code でPython開発環境

環境

  • Windows 10
  • Python version 3.6
  • PipEnv version 2018.7.1

Python のインストール

Python公式サイトより、ダウンロード。
ここでは python-3.6.5-amd64.exe を使用しています。

インストーラを実行し、Pythonをインストールします。
注意点は以下です。

  • pip のインストールを行うこと(-> 2ページ目 「pip」をチェック)
  • Python を環境変数に追加すること(-> 3ページ目 「Add Python to environment variables」をチェック)

Python_Install-1.png
Python_Install-2.png
Python_Install-3.png

PipEnv のインストール

コマンドプロンプトを起動し、以下を実行します。

pip install pipenv

環境変数の追加

デフォルトですと PipEnv はユーザーホーム配下にインストールしたパッケージを格納します。
以下の環境変数を追加することによって、プロジェクトのディレクトリに格納されるようになります。

  • PIPENV_VENV_IN_PROJECT : true

PipEnv_環境変数.png

VS Code の初期設定

拡張機能

以下の拡張機能をインストールします。
必要な拡張機能がまとめて入っています。

  • Python Extension Pack

VSCode_拡張機能.png

VS Code の設定

ファイル -> 基本設定 -> 設定 で以下の設定を追加します。
プロジェクトディレクトリ配下の.venvの仮想環境が使用されるようになります。

"python.venvPath": ".venv",

VS Code のプロジェクト作成~実行まで

プロジェクトフォルダの作成 & PipEnv環境作成

適当な場所にプロジェクトディレクトリを作成し、VS Codeで開きます。
VSCode_VSCodeで開く.png

表示 -> 統合ターミナル でターミナルを開き、PipEnvコマンドを実行します。
引数は使用する Python のバージョンに合わせて変更してください。

pipenv --python 3.6

VSCode_PipEnv実行.png

実行すると、以下がプロジェクト直下に作成されます。

  • .venv
  • PipFile

実行構成の追加

VS Code で作成したプロジェクトディレクトリを開き、デバッグタブで「構成の追加」->「Python」を選択します。

デバッグ-構成追加.png
デバッグ-構成追加-2.png

すると .vscode/launch.json が作成され、エディターが開きます。
「"name": "Python: Current File"」の箇所に以下のように「"env"」の設定を追加します。
プロジェクトのディレクトリが Pythonパスに追加されます。

        {
            "name": "Python: Current File",
            
            "env": {
                "PYTHONPATH": "${workspaceFolder}"
            }
        },

実行(&デバッグ)

Pythonソースを作成し、ソースを開いた状態でデバッグタブで「Python: Current File」を選択し、実行します。

デバッグ-実行.png

実行引数を指定したい場合は .vscode/launch.json に「"args"」の設定を追加します。

        {
            "name": "Python: Current File",
            
            "args": [
                "hoge",
                "fuga",
                "piyo"
            ]
        },

VS Code でのフォーマッタ、Lint設定

以下、Lint関連の設定方法です。

フォーマッタ(autopep8)

コマンドパレットとかでドキュメントのフォーマットを実行すると、、、

VSCode_フォーマッタ-1.png

VSCode_フォーマッタ-2.png

右下にインストールを促すメッセージが出てくるので、「Yes」を押してやると勝手に PipEnv で autopep8 がインストールされます。

autopep8 ではなく、別のフォーマッタを使用したいのであれば、設定(settings.json)に、

"python.formatting.provider": "yapf"

などと追記し、上記同様の手順で設定することができます。

Lint

Lintについても同様で、設定(settings.json)に、

"python.linting.pylintEnabled": true,
"python.linting.flake8Enabled": true,
"python.linting.mypyEnabled": true,

などと追記し、ソースを保存したりすれば、同様に右下にメッセージが出てきます。

.gitignore

/.vscode
/.venv
/.mypy_cache
/Pipfile.lock
/tmp
/**/__pycache__
104
103
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
104
103

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?