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はじめに

ここ最近、proxmox(プロックスモックスで読み方はあってるのだろうか?)というものを知って、自宅PCに入れて遊んでいます。
この記事では、その時に必ずやる初期設定を備忘録として記載します。

proxmoxとは

自分は、仮想環境を建てるのに特化したOSという認識です。
似た商品としては、VMware社の無償版ESXiだと思いますが、無料提供が終わったことでproxmoxに注目が集まってるのだと思っています。

なぜproxmoxなのか?

遊び用PCにubuntuを入れてやる方法もありますが、新しいものを使ってみたいという気持ち半分、使って分かった「立てやすく壊しやすい」という特徴から個人的に気に入っています。
virtualboxのような仮想環境もできますし、LXC(Linux Container)での仮想環境もデフォルトでできます。
あと、その構築をブラウザ画面から操作できるのがとても便利です。
ちょっと環境の勉強をしてみようと考えてる人には向いてると思います。

前提条件

この記事では、以下のバージョンを利用しています

  • proxmox:8.2.2

また、自宅からのみのアクセスを前提にしていますので、セキュリティ関係は抜きで記載しています。

構築

構築に関しては、自分はこちらを参考にしました(ありがとうございました)
https://internet.watch.impress.co.jp/docs/column/shimizu/1551702.html

008_o.png
この画面の時、hostnameはmdns設定を利用前提で、「〇〇.local」を設定。
後で変更することもできますが、自分は変更したことでweb画面が立ち上がらなくなったりしましたので、mdns前提での運用を行っています。(知識不足のため、ご容赦ください)

立て終わった後は、「https://<IPアドレス>:8006」でweb画面にアクセスができるようになります。

初期設定

image.png
ここから、ホストOSにアクセスが可能です。

SSHできるように

sed -i 's/#PermitRootLogin prohibit-password/PermitRootLogin yes/' /etc/ssh/sshd_config
systemctl restart ssh

こちらを参考にさせていただきました。(ありがとうございます)

https://qiita.com/ohtsuka-shota/items/d9338e2a31c42426620b)

これでSSHでつながるようにはなります。

rootでのパスワード認証ですので、案件等で利用される方は鍵を設定した後は閉じることをお勧めします。

mdns(multicast DNS)

以下をインストール

apt-get install -y avahi-daemon avahi-dnsconfd avahi-discover avahi-utils

ホスト名を調べる

# hostname
proxmox

問題なく適応されてるなら「https://proxmox.local:8006」でweb画面にアクセスができるようになります。

LXC用のCTテンプレートのダウンロード

image.png
テンプレートからお好みのOSをダウンロートしてください。
自分はubuntuの最新をチョイスしています。

さいごに

この記事では、以上となります。
本当はセキュリティも考慮して色々やった方がいいとは思いますが、立てて壊して遊ぶをモットーに利用していますので、必要最低限です。
環境を建てたいことがあったら、proxmoxをお勧めします。
今の激安PCでも動くでしょうし、raspberry pi 5でも動く記事も目にしました。
(raspberry pi 5では、スペック上あまり環境を建てれないので個人的には微妙に感じます。)
皆様も環境を建てる機会があったら利用してみてください。

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