概要
半年前に一緒にAWSの資格を取ろうぜと誘われたことをきっかけにAWSを11冠(※)を目指して、
2022年8月14日に無事達成できたので記事を書こうかなという気になった次第です。
で、私は会社に所属してはいますが、資格を取ったとしても報奨金も出ない身です。
そのため、なるべくお金をかけずに取る方法を残しておきたいと思います。
※当時SAP on AWSは正式な試験は無かったため、11冠が最高でした。
筆者のレベル
- 業界7年目
- 基本的にオンプレで動く既存システムのコード解析・プログラム改修を行っている
- インフラの知識は応用情報技術者試験、CCNA、LPIC Lv1 を取ったレベル
- クラウドの知識はほぼ無し
結論
早速ですが、以下結論です。
AWS WEB問題集で学習しよう (以下、koiwaclub)をひたすら擦りましょう。
また、以下の無料で利用できる問題集、学習サイトをも併せて使うと合格率がアップすると思います。
- 各AWS資格のページにあるサンプル問題
- Exam Readiness
- Skill Builderの公式模擬試験
かかったお金
結局のところ試験代含めていくらかかったかというと以下の通りです。
サービス | かかったお金 | 備考 |
---|---|---|
試験代金(プラクティクショナー) | 12,100円 | |
試験代金(アソシエイトレベル) | 49,500円 | 16500円*3資格 |
試験代金(プロフェッショナル・スペシャリティ) | 115,500円 | 33000円/2(半額バウチャー) * 7資格 |
koiwaclub | 10,960円 | 5480円*2回分 |
Udemyの模擬試験(Machine Learning) | 2,200円 | セール期間中に購入 |
Udemyの模擬試験(Data Analytics) | 1,720円 | セール期間中に購入 |
Udemyの模擬試験(Database) | 6,100円 | |
Udemyの模擬試験(Solutions Architect Professional) | 1,840円 | セール期間中に購入。結局使わなかった |
内訳 | 総額 |
---|---|
勉強代金 | 22,820円 |
試験代金 | 177,100円 |
合計 | 199,920円 |
所感
この記事書くまでいくらかかったとか計算してなかったですが、意外とお金使っているなという感じです。
大体が試験代金ですね。
全部一発合格でしたので、不合格による余計な出費はありませんでしたが、それでも試験代金はかなりかかってます。
アソシエイトの試験代金に半額バウチャーを使うことも出来たのですが、もしプロフェッショナル・スペシャリティで連続で落ちて半額バウチャーが無くなったら大ダメージなので、ビビって使いませんでした。
また、Udemyの模擬試験を買っていますが、これはkoiwaclubの問題数が少なく、
合格するにはもう少し勉強する必要があるかなと感じて追加で購入しました。
さらにお安くするには
素直に合格時だけでも試験代金を出してくれる会社に所属することをオススメします。
上記よりさらに切り詰めるにはkoiwaclubを3カ月だけ契約してその期間に取り切る。ぐらいでしょうか。
資格取得方法
資格の取得順序
以下の記事を大いに参考にしました。
【最速】既婚子持ち社会人のクラウド初心者でも、1ヶ月半でAWS資格11冠制覇できる方法
上記の記事の通り、CLFから始まり、アソシエイト→DOP→SAP→スペシャリティ
と取るのが効率が良いです。
スペシャリティに関して言えばDBSを取れていればDASが、DASを取れていればMLSが2~3割くらいはすでに解けるような感じになっています。
勉強方法
こちらも【最速】既婚子持ち社会人のクラウド初心者でも、1ヶ月半でAWS資格11冠制覇できる方法を参考にしつつ、ひたすらkoiwaclubの問題集を解いて、解説を読んで理解するを繰り返しました。これでプロフェッショナルまではいけました。
スペシャリティまで行くとkoiwaclubだけでは足りないものも出ます。
特に「Machine Learning」「Data Analytics」「Database」は問題数が少なく少し厳しいかと思います。
上記3資格はUdemyなどで追加の問題集を買って解くのがよいかと。
koiwaclubはもういいかなと感じたところで、公式で用意されている以下の問題を順に解いていきます。
- 各AWS資格のページにあるサンプル問題
- Exam Readiness
- Skill Builderの公式模擬試験
これを資格分繰り返せばOKです。
勉強方法補足
koiwaclubを解けばよいと書きましたが、Solutions Architect Associateだけは問題数が膨大なため
全て解く必要はないかもしれません。ここらへんはkoiwaclubの合格記あたりを参考にして
解く問題を決めてから解くとより効率よく勉強できるかと思います。
蛇足
以下、参考までに私の取得した順序と取得日付、点数を記載しておきます。
本腰入れてAWSの資格を取ろうと考えたのが2月中旬あたりで、そこからkoiwaclubの問題集を解きまくっていた
記憶があります。ですので、およそ半年ぐらいで11冠という感じですかね。
No | 略称 | 取得日付 | 点数 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | CLF | 2022-01-22 | 820 | 問題集未使用 |
2 | SAA | 2022-04-03 | 844 | |
3 | SOA | 2022-04-23 | 754 | |
4 | DVA | 2022-04-30 | 866 | |
5 | DOP | 2022-05-28 | 852 | |
6 | SAP | 2022-06-18 | 790 | |
7 | SCS | 2022-06-25 | 797 | |
8 | DBS | 2022-07-02 | 798 | |
9 | ANS | 2022-07-09 | 780 | |
10 | DAS | 2022-08-06 | 842 | |
11 | MLS | 2022-08-14 | 803 |
終わりに
先人の知恵をお借りしつつ、自分なりには効率的に資格取得できたかなという印象です。
現時点でAWSを使った仕事は全くしていないため、このままAWSに触らずにいると多分半年後には勉強した内容があやふやになるので、出来ればなんかしらでAWS関われる仕事に携われたらなぁと考える今日この頃です。