2
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

Spot OceanでGKEの利用料を削減してみる(その1)

Last updated at Posted at 2023-01-27

この記事について

皆さん、コンテナって使われていますか?専用アプライアンス→仮想化→コンテナという流れで最近コンテナをお使いの企業が増加傾向にあります。AWS, Azure, Google Cloud Platformの三大ベンダーの中でも、Google Cloud PlatformのGKEに関わる機会が増えてきました。
ネットアップが提供する、Spot by NetAppと呼ばれるCloud Opsサービスがあります。このコンテナ需要の増加に相まって、Spot Oceanというコンテナ利用料の最適化サービスも需要が高まるんじゃないかな?と勝手に考えています。既にGKEを集中的にお使いで、コスト最適化をしてみたいなと考えているエンジニアの方に届いてほしいな~と思いながらこの記事を書いています。この記事では、SpotとGoogle Cloud(GKE)の連携から、Oceanで実際にGKEのコスト最適化をしていくところまでを紹介しています。

Spot by NetAppとは?

「Spot by NetApp」はパブリッククラウドの利用状況を分析・可視化し、クラウド利用コストを最適化するFinOpsソリューションです。お客さまの利用状況にあわせて、リザーブドインスタンスやスポットインスタンスなどの割引プランをAIが自動で管理します。
引用:クラウド利用コスト最適化サービス Spot by NetApp

その中で今回使っていくのは、スポットインスタンスを使ったクラウドコンテナの利用料最適化サービス、Oceanです。SpotはOceanやElastigroupを含めたサービスをサインアップするだけで利用できる無料枠があるので、気軽に試すことができます。
https://console.spotinst.com/spt/auth/signUpからサインアップ可能です。

SpotとGoogle Cloud Platformを連携させる

まずは、Google Cloud PlatformとSpotを連携させていきます。

  1. Spotコンソールからでサインアップ・ログインする。

  2. Google Cloud Platformを選んでセットアップ手順を進めていく
    image.png

  3. GKE内でリソースをデプロイしたりするので、権限を付与するためにservice accountを作れるアカウントを選択する(Automatically)
    image.png

  4. Project IDを入力と出るので、管理したいGKEクラスターが存在するプロジェクトを選択する
    image.png

  5. service accountを作成するコマンドが出力されるので、Google Cloud Platform内のCloud Shellで実行する
    image.png
    image.png

  6. service accountが使用する鍵をSpot用に新たに作成、アップロードする
    image.png

  7. service account一覧に入り、service account一覧から[spotnist-role...]というアカウントをクリックする
    image.png

  8. 新たに鍵を作成・ダウンロードする。[ADD KEY]→[Create new key]
    image.png

  9. アップロードする
    image.png

  10. 連携完了
    image.png

まとめ & 次回予告

今回は準備段階としてSpotとGoogle Cloud Platformの連携手順を紹介しました。次回はGKEのクラスタをSpot Oceanに登録(インポート)し、スポットインスタンスを使ったコスト最適化の作業に入っていきます。

Spot OceanでGKEの利用料を削減してみる(その2)

2
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?