概要
SORACOM社が提供するクラウドAIカメラ「ソラカメ」は、
通常WiFiでインターネットに接続して利用しますが、
2024年8月にソラカメを有線で接続できるケーブルが公式に提供開始されました。
⇒https://www.soracom.com/ja/news/20240826-lan-adapter-for-cloud-camera
このケーブルを使って、ソラカメをPoE接続で動かしてみようと思います。
準備するもの
・PoE ハブ(今回はTP-Link社製 TL-SG1005Pを使用)
・PoE スプリッター(今回はRevotech社製 USB0503Gを使用)
・LANケーブル(Cat5e以降のケーブル)
手順
有線接続
PoEを試す前に、まずはソラカメの有線接続を確認してみました。
接続イメージはこんな感じ。
一応念のために、ソラカメのファームウェアを最新版にアップデートしてから確認しました。
Atom Camのアプリにどうやって有線で認識させるのかなと思ったのですが、
通常のカメラ登録時に、「存在しないSSID・パスワードでQRコードを生成させる」という手順を踏みます。
存在しないSSIDを設定しても、有線LANでの接続ができると、そのまま登録が完了します。
PoE接続
次にPoE接続の確認に移ります。
接続イメージはこんな感じ。
有線LANでの接続に成功していれば、特に何の設定変更も行わず、
そのままPoE接続にするだけで接続ができました。
ケーブルさえ間違わなければ難しいことは何も無いです。
まとめ
発売されてから、さまざまなユースケースが出てきた中で、
WiFi環境以外での使い方もできるようになったソラカメ。
PoEスプリッターを使えば、PoE接続環境でも使えることを確認できました。
PoEスプリッターも安く調達できるので、現状のPoE接続環境に
簡単にソラカメを導入できますね!
ATOM Cam 2専用のPoEアダプターが販売されたら
さらに使い勝手が良くなりそう。
ソラコムサンタにお願い・・・かな(笑)。