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グローバルに売る仕組みは作れたのに、誰に売るかが見えていない

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Last updated at Posted at 2026-05-18

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元記事: https://moday.me/blogs/journal/cannot-see-customer

グローバルに売る仕組みは作れたのに、誰に売るかが見えていない

残り5日、いま一番怖いのは「注文が1件も入らないこと」

5/18 のオープンまで、残り5日。

ここまでの記事では、わりと前向きなことを書いてきた。
スタックを Claude に丸投げしたら3日で組めた、配信パイプラインも自動化できた、
9言語で世界に届けられる、と。

それはそれで本当で、技術側の手応えはある。

でも、今この瞬間に一番怖いのは、もっと単純なこと。
開けてみたら、誰も来ない
注文が1件も入らない、という普通の恐怖。

売れるかどうか分からない」のは、まあ最初はそういうものだ。
怖いのはその先で、どうすれば売れるのかも、分からない

海外向けマーケティングのイメージが湧かない

MODAY は最初からグローバル展開を前提に組んでいる。
9言語、複数通貨、Gelato で各地ローカル印刷、Shopify で複数市場対応。
売る仕組み としては、世界に向けて開いている。

ただ、その仕組みに お客さんを連れてくる方法 が、見えていない。

正確に言うと、海外向けの「機能する」マーケティング のイメージが湧かない。
「機能する」というのが大事で、形だけならいくらでもやり方はある。
SNS で投稿する、SEO を仕込む、メディアにプレスを送る、Reddit に書く、
Product Hunt に出す、TikTok でショートを回す。
ぜんぶ「やり方」としては知っている。

でも、初期費用を回収できるレベルで動くやり方は、見えない。
これが本音。

広告は、今は使えない

一番手っ取り早いのは広告だ。Meta 広告、Google 広告、TikTok 広告。
特に海外市場を相手にするなら、広告に予算を載せれば、初期検証は早く回せる。

でも、いま広告予算は組めない。個人事業で、予算が無い
これがシンプルな事実。

これは広告という打ち手を否定しているわけじゃなくて、順番の話
誰にどう刺さって売れるか、その輪郭が見えたら、広告でブーストするのはもちろんあり。
それまでは、広告以外でやるしかない、というだけ。

SNSショート動画で拡散したい、けどまだ仕組みも無い

いま唯一、自分の中で多少のイメージがあるのは SNS のショート動画拡散 のほう。

商品の性質上、視覚的に「あ、いいな」が一発で伝わる。
「MONDAY: System Booting...」のTシャツを着た誰かが、月曜の朝、コーヒー片手に
カメラの前に座っている。そのワンカットがあれば、文化的に近い層には届く気がする。

Tシャツの動画モックアップは、AI で作れる。
Fashn.ai でモデル合成、Kling か HeyGen で動画化、というスタックはすでに考えている。
ただ、まだ動いていない。スタックの構想はあって、実装が追いついていない。

これを作って、回し始めて、何がどう刺さるかを見て、初めて次の一歩が決まる。
仕組みは AI で作れる。問題は、その動画で「誰に」「何を」見せるかのほう

本当の問題 — お客さんが見えていない

ここまで色々書いてきたけど、本当のところはもっとシンプルで。

お客さんが見えていない

「曜日Tシャツがエンジニア・ギーク向けに刺さる」と最初に書いた。
それはまだ仮説で、実際にどんな人が買うのか、どこにいるのか、
どういう状況で買いたくなるのか、自分の中で像を結んでいない

たとえば。
ベルリンで Rust を書いている28歳の彼が、金曜の夜に Reddit を眺めていて、
タイムラインに流れてきた「FRIDAY: Build Successful ✓」のTシャツを見て、
笑って、カートに入れる — そういう 具体的なシーン が、まだ描けない。

ぼんやりとはある。でも、その人の顔が見えていない。
その人がどの言語で、どのデバイスで、どんな気分のときに見るのか、
解像度が足りない。

これが分かっていないと、SNS で何を撮ればいいかも決まらない。
9言語のうち、どこに最初の力を集中するかも決まらない。
集客の打ち手以前に、打ち手を考える土台がまだ無い

これは AI に聞いても答えが出ない。
AI は「エンジニア向けマーケティングの一般論」ならいくらでも出せる。
でも、MODAY のお客さんが具体的に誰なのか は、AI じゃなくて、
自分が現場で観測しないと見えてこない。

つまり、開けてみないと、見えてこない。

売れる方法は無いが、売れない方法は減らせる

5/18 は、もう動かせない。

その日に開ける。たぶん最初は誰も来ない。
来たとしても、買わないかもしれない。
それでも、開けたあとで初めて、観測できることがある

どの言語のページが見られたか。どの曜日のTシャツがカートに入ったか。
SNS に投稿した動画のうち、どれが少しでも止まってもらえたか。
そういう信号が、ようやく入ってくる。

「売れる方法」は、いまの自分は持っていない。
でも、開けてしまえば 売れない方法を1つずつ消していく時間 が始まる。

そこから、たぶん本当のブランドが立ち上がる。
不安はあるが、不安のままで、開ける。

それでは、また書きます。

— Yoskee
moday.me


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