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なぜMODAYを始めたのか — 「申し訳ございません」と書かれたTシャツの話

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Last updated at Posted at 2026-05-11

元記事: https://moday.me/blogs/journal/why-moday

なぜMODAYを始めたのか — 「申し訳ございません」と書かれたTシャツの話

オンラインMTGの画面に映った「大変申し訳ございません」

クライアントが、旅行先から台風で帰れなくなった日のことだった。

予定していた打ち合わせの時間。Zoomを開くと、画面の向こうのクライアントが、Tシャツに「大変申し訳ございません」と日本語でデカデカとプリントされたTシャツを着ていた。

「台風でして、まだ旅先からなんですよ。今日この格好で大丈夫ですか」と、笑いながら言った。

つまり、旅先から接続していること自体への謝罪を、Tシャツで表現していた。口で謝るより先に、Tシャツが謝っていた。

笑った。とても笑った。この感じ、いいな、と思った。Tシャツが、その人の状況と一発でリンクして、場をやわらかくしている。着るもので、その日の自分を語れる

リモートワークで曜日が分からなくなる

そのちょっと前から、自分の中でひとつの感覚があった。リモートワークを続けていると、曜日の感覚が薄くなる

火曜と水曜が地続きになる。木曜の夜なのに月曜だと思っている。金曜の解放感が薄まる。月曜の重さがぼんやりする。

カレンダーは見ている。でも「身体で感じる曜日」がない。

「申し訳ございません」のTシャツが、その人の今日を一行で説明していたように、Tシャツで、その日の曜日を着られたら面白いんじゃないか — そう思った。

エンジニア・ギーク向けにする理由

曜日Tシャツは普通に作っても面白くない。「Monday」とプリントされてるだけのTシャツは、世の中にいくらでもある。

刺さるとしたら、それをふざけてやる人たちだと思った。仕事で git commit -m "fix typo" を3回連続でやって笑える人たち。Stack Overflow に深夜2時に質問を投稿する人たち。エンジニア、ギーク。

曜日 プリント
MONDAY System Booting... Black
TUESDAY Compiling... Black
WEDNESDAY Deployed in progress Black
THURSDAY Running on caffeine Black
FRIDAY Build Successful ✓ Black
SATURDAY Off the grid Blue
SUNDAY Rebooting... Red

平日5枚はBlackで揃え、週末だけ色を変えた。土曜が青、日曜が赤。仕事から離れる2日間に、ちょっとした切り替えが視覚で起きるようにしたかった。

自分でブランドをやる気はなかった

普段はECのコンサルをしている。仕事柄、ストア構築・運用の現場には何年も関わってきた。それでも自分でブランドを立ち上げる気は無かった。

人のブランドを伸ばす仕事は楽しい。でも、ゼロから作る側に立つというのは、別の種類の覚悟がいる。在庫、撮影、発送、CS、税金、海外発送のトラブル。1人で抱える領域が一気に広がる。

ついでに白状すると、Shopifyを本格的に触るのは今回が初めて だ。コンサルとしては別のEC基盤の方が長く、Shopifyは外側から眺めていただけだった。

それを全部ひっくり返して、自分で作ろうと思ったのが今年(2026年)の3月、4月だった。

Claude CodeとShopifyとGelato が変えたこと

1月や2月の段階だったら、たぶん始めなかった。

3月に入って、Claude Codeを使い込み始めた。コードだけじゃなく、運用フロー、Webhook、画像生成、翻訳、ファイル整理、全部を相棒にして動かせる感覚が出てきた。未経験のShopifyを触りながらでも、Claude Code が分からない部分を埋めてくれる。これが大きかった。

Shopifyは Translate & Adapt が無料化されたことで、9言語展開のハードルが一気に下がった。

Gelato は知ってはいたが、改めて検証して Geo-Routing が現実的に動く ことを確認した。注文が入った国に最も近い拠点で印刷・発送される。日本にいながら、最初から世界に売れる。

1人で、世界向けに、在庫ゼロで、3ヶ月で立ち上げる」が、現実になった瞬間だった。3月後半にはやれると確信していた。

モノよりも、コトとストーリー

商品としての曜日Tシャツは、誰でも作れる。中国に発注すれば原価300円で大量生産できる。

そこで勝負はできない。MODAY が売るのは、Tシャツに込められた一週間の体感であり、それを着る人と作る人の、ふざけた共犯関係 だ。

だから商品ページよりも、商品の裏側のストーリーの方を、たくさん発信していくつもりでいる。この記事はその第1本目です。

現実:2日で終わらせるつもりが、4〜5日では足りていない

正直に言うと、ゴールデンウィーク中の 2日で一気に立ち上げ切る つもりだった。あとは細かい調整だけ、と思っていた。

実際には、いまの段階で 4〜5日分の手は動かしている が、まだ終わっていない。ストアの作り込み、デザイン、9言語の翻訳確認、Gelatoの商品連携、決済テスト、利用規約、特商法表記、配送ポリシー。やってもやっても出てくる。

開発スピード自体は、Claude Code のおかげで普通の3〜5倍は出ている感覚がある。それでも 2日想定が 5日でも閉じない。「ストアを作る」ではなく「ストアを売れる状態にする」までの距離が、想像より遠い

いま 2026年5月18日のオープンを目標 に置いている。残り9日。ここから先は、できることを順番に埋めていくしかない。

そして 5/18 がゴールでもない。オープンしてからの方が、本番 だ。最初の注文が入るまで、9言語のローカライズが本当に意味を持つまで、Gelato の Geo-Routing が想定通り動くまで、まだ全部これから。MODAY の構築は、ここから始まったところでしかない。

これから書いていくこと

このブログでは、MODAY を立ち上げ切るまでの全部を書きます。

  • 技術スタックの選定理由(次の記事はこれ)
  • Claude Code に任せた作業と、人間がやった作業の分離
  • Gelato の Geo-Routing が本番でちゃんと動くか
  • 9言語ローカライズで詰まったところ
  • 初注文が入った日の話

成功も失敗もそのまま出します。整ったケーススタディじゃなくて、渦中の記録として書きます。

それでは、また書きます。

— Yoskee
moday.me


今日を着る。— MODAY のTシャツを手に入れる

セット 枚数 価格
一週間セット → Mon–Sun (7) $159
平日セット → Mon–Fri (5) $119
スターターパック → Mon · Wed · Fri (3) $79
週末セット → Sat · Sun (2) $55

$99以上で送料無料 · 8色 × 6サイズ · 9言語

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