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EC2を活用したFormer2の利用手順

Last updated at Posted at 2022-03-30

Former2とは

最初からCloudFormationを使って環境構築を行っていればいいのですが、手組みで行ったPoC環境や既存の環境が存在していた場合、CloudFormationのテンプレートを作るのはなかなか面倒くさかったります。こんなときにサクッと構成をエクスポートできたらなと思いますよね。はい、というわけでFormer2の出番です。

Former2でエクスポート可能なテンプレート形式は以下のとおりです。

  • CloudFormation
  • Terraform
  • CDK
  • CDK(Terraform)
  • Pulumi
  • Diagram
  • Raw Output(Debug)

今流行りのCDKがサポートされているのは非常にアツイですね。

設定方法

former2のサイトにアクセスしてサービスとして利用することも可能ですが、外部のサービスから社内環境にアクセスしてデータを引き抜かれるのは何かと心配なものです。そこで、今回は対象AWSアカウントのVPC内にEC2を立てて、そこにFormer2のdockerを起動する方法について記載します。

  • EC2を作成する。

    • SecurityGroupを作成するところまでは画面通り。
    • SecurityGroupで許可するSSHはアクセス元をに絞っておくこと。
      • アクセスキーは新規につくればOK。既存のキーペアを持っているならそちらでも。
  • EC2にログインする。

    • Teratermを用意。設定→プロキシを以下に設定しして保存しておく。
      • Type  HTTPを選択
      • Hostname  プロキシのURLを入力
      • Portnumber  8080
  • EC2にログインする際は、Teratermのホスト名にEC2のパブリックDNS名をコピペして利用する。

    • ユーザ名:ec2-user
    • RSA/DSA/ECDSA/ED25519鍵を使う → 秘密鍵にEC2を作成したときのキーペアを選択 

(補足)Teratermが面倒であれば CLoudShellでもOK)
CloudShellのグローバルIPを調べてセキュリティグループに設定する。

curl https://ifconfig.io

ダウンロードしたキーペア(pemファイル)をCloudShellにアップロードして、pemファイルのパーミッションを変更する。

chmod 400 hogehoge.pem
ssh -i hogehoe.pem ec2-user@ec2-xxxxxx.ap-northeast-1.compute.amazonaws.com
Are you sure you want to continue connecting (yes/no)? yesを入力すると、EC2にログイン成功。
  • EC2にGitをインストールする。
$ sudo yum update
$ sudo yum install git
$ git version
  • EC2にDockerをインストールする。
 $ sudo yum -y install docker
 $ sudo systemctl start docker
 $ sudo systemctl enable docker
 $ sudo curl -L "https://github.com/docker/compose/releases/download/1.29.2/docker-compose-$(uname -s)-$(uname -m)" -o /usr/local/bin/docker-compose
 $ sudo chmod +x /usr/local/bin/docker-compose
 $ docker-compose --version
  • former2を入手する
 $ git clone https://github.com/iann0036/former2.git
  • docker-composeを実行する
 $ cd former2
 $ sudo /usr/local/bin/docker-compose up -d
   動作確認
 $ sudo docker ps ※実行中のコンテナ
 $ sudo docker images ※存在しているコンテナ
  • former2はデフォルトで127.0.0.1:80で起動するのでSSH転送する。
      # ポートとか変えたいなら、docker-compose.ymlの中身を変更

    • TeratermでSSH転送の設定を行う。設定→SSH転送、追加を選択。
    • ローカルのポート:適当。自分のPCであいているポートを指定。
    • リモート側のポートは、デフォルトだと80を指定
  • 自分のブラウザから「localhost:ローカルのポート」 でアクセスすればEC2上のformer2へのアクセスが可能。
        

  • ReadOnlyAccessのIAMユーザーを新規に作成してセキュリティ認証情報を利用

    • IAM ユーザ(former2)を作成。
    • ポリシーに、ReadOnlyAccessをアタッチ。
    • IAMユーザのアクセスキーとシークレットアクセスキーを入力。
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