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[MySQL][ERROR] Fatal error: Please read “Security” section of the manual to find out how to run mysqld as root!と言われた時の行動

Last updated at Posted at 2019-04-15

概要

レンタルしているサーバーがメンテナンスされることになったため、サーバーを一時停止。
メンテナンス後、サーバーを起動したらなぜかMySQLが起動していない・・・
ログを見てみても、一時停止まではログに記載されていて、それからの再開処理はどこにも書かれてない・・・
とりあえず直接コマンドをたたいて(sudo mysqld)みたところ、以下のことを言われます。

[ERROR] Fatal error: Please read “Security” section of the manual to find out how to run mysqld as root!

というわけで、開始です。

なお手元の環境は
CentOS 6
MySQL 5.7

になっております。

そもそもこのエラーって何よ

[ERROR] Fatal error: Please read “Security” section of the manual to find out how to run mysqld as root!

雑に翻訳すると「mysqldをrootで動かしたかったらマニュアルの「Security」を読んでね!」とのこと。
そういうわけで読みに行きます。
6.1.5 How to Run MySQL as a Normal User

再び雑に翻訳すると「rootユーザーでの実行は禁止! そのかわりrootでもmy.cnfに書くか、--user={user_name}に一般ユーザーを指定するとそのユーザーを使って起動するよ!」と書いてあります。
いちいち設定するのも面倒なので、my.cnfに書きに行きましょう。
すでにmysqlというユーザーがサーバー内に存在することを確認後、以下を追記します。

[mysqld]
...(いろいろ書いてある)
user=mysql

というわけでもう一度sudo mysqld。少なくともSecurityについては言われなくなるかと思われます。

余談:ところで何が問題だったの?

さて、それではと勇んでservice mysqld start を行ったところ、やっぱり起動しない…
ログを見てみたところ、ログにも何も書き込まれていない…
ふと、思い立ってログの権限を確認してみたところ、なんとroot
というわけで、chown mysql:mysql mysql.logを実行。そうしてもう一度実行したところ、今度はログが記載されました。

can't create/write to mysql.pid

pidってのが触れないようです。
もしや・・・と疑いながら今度はpidに対してchown mysql:mysql mysql.pid
実行後serviceから起動したら、mysqldが正常に起動されました。

そしてその後、 /etc/init.d/mysqld を確認したら、開始ユーザーにもきちんと --user=mysql の記載が。

どうもmysql5.7、導入方法によっては初回起動がrootでされてしまい、そのままrootユーザーとして各種ファイルを作りながら実行成功してしまうようです。
そして再起動したときに改めてmysqlユーザーで起動し、各種ファイルにパーミッションエラーで弾かれる、と。あほの子かな?

そんなわけで、よくわからないエラーは解決しました。
とりあえず、logのパーミッションを疑うところから始めよう!という教訓でした。

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