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【用語集】サプライチェーン・トレーサビリティ設計(共通)

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1. 識別・標準化(Standardization)

物理的なモノとデジタルデータを紐付けるための共通言語です。

用語 読み 内容・エンジニア視点の解説
GS1 ジーエスワン 流通標準化を推進する国際機関。識別コードの体系を策定している。
EPCIS エプシス 物流イベント(いつ・どこで・何が)を記録・交換するための標準規格。最新版は2.0。
CBV シービーブイ EPCISで使用する「出荷」「入荷」などの用語定義(語彙)の標準セット。
GTIN ジーティン 商品識別コード。JANコードなどの国際標準。
SSCC エスエスシーシー 輸送パレットやコンテナなど、輸送単位を識別するためのシリアル番号。
GLN ジーエルエヌ 倉庫や店舗、港など「場所」を識別するためのコード。
JSON-LD ジェイソン・エルディー EPCIS 2.0で採用されている、データの意味を定義(Linked Data)できるJSON形式。

2. ブロックチェーン・信頼基盤(Trust & Blockchain)

データの不変性や、組織間での信頼を担保するための技術用語です。

用語 読み 内容・エンジニア視点の解説
Smart Contract スマートコントラクト ブロックチェーン上で実行されるプログラム。条件を満たすと自動で処理を実行する。
Gas / Gas Fee ガス(代) ネットワークの計算リソース使用料。トランザクション発行時に支払う手数料。
Consortium コンソーシアム 特定の企業群で構成される連合。SCTでは管理者が明確なコンソーシアム型BCが多用される。
Hash Anchoring ハッシュアンカリング 重い生データは外部に置き、そのハッシュ値だけをBCに書き込んで真正性を証明する手法。
Oracle オラクル ブロックチェーンの外にある現実世界のデータ(温度や位置)をBC内に取り込む仕組み。
Proof of Authority プルーフ・オブ・オーソリティ 信頼されたノードのみが承認を行う合意形成アルゴリズム。コンソーシアム型で一般的。
Interoperability インターオペラビリティ 異なるブロックチェーンやシステム同士が、データを相互にやり取りできる能力。

3. データエンジニアリング・IoT(Data & IoT)

現場からデータを取得し、処理するための用語です。

用語 読み 内容・エンジニア視点の解説
Digital Twin デジタルツイン 物理世界のモノや状況を、デジタル空間にリアルタイムに再現したモデル。
Edge Computing エッジコンピューティング 現場に近いデバイス(カメラやゲートウェイ)側で一次処理を行い、クラウド負荷を下げる技術。
Telemetry テレメトリ 遠隔地のセンサー(温度・湿度・GPS)からデータを自動的に計測・収集すること。
Anti-tamper アンチタンパー 「改ざん防止」のこと。物理的なラベルの剥がし防止や、ソフトウェアの解析防止を指す。
Data Integrity データ・インテグリティ データが正確で、一貫性があり、欠落や不正な書き換えがない状態(データ完全性)。
Geo-fencing ジオフェンシング 地図上に仮想の境界線を設定し、そこを通過した際にイベントを発火させる仕組み。

4. アーキテクチャ・設計パターン(Architecture)

SCT特有のシステム設計上の概念です。

用語 読み 内容・エンジニア視点の解説
Trace-Forward トレースフォワード 製造から消費へ向かう「追跡」。在庫管理や配送状況の確認に使う。
Trace-Back トレースバック 消費から製造へ遡る「遡及」。不具合時の原因特定(リコール)に使う。
Event Sourcing イベントソーシング 状態の上書きではなく、発生した全イベントをログとして保存し、状態を再現する設計手法。
Audit Trail オーディットトレイル 「監査証跡」。いつ誰がどのデータにアクセスし、変更したかの全記録。
Oracle Problem オラクル問題 正しく入力されたデータはBCで守れるが、入力自体が嘘だった場合に防げないという根本課題。
Chain of Custody チェーンオブカストディ 「管理の連鎖」。製品の所有権や管理責任が誰から誰に移ったかの記録。
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