16
7

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 1 year has passed since last update.

社内勉強会コミュニティの立ち上げ

Last updated at Posted at 2022-06-18

概要

  • 社内の勉強会コミュニティとして立ち上げた「もぐもぐ会」という活動について、どんなことをしてきたのかについて記事にしていこうと思います。

対象者

  • 社内でコミュニティや勉強会を立ち上げようと模索している人にとって何かしら参考になれば幸いです。

立ち上げのきっかけ

  • 入社して2ヶ月くらい経った頃、社内で定期開催されている勉強会が少なく、普段のチームでは関われない人との繋がりがなかなか持てずにいました。
  • そのため、社内での定期開催している勉強会やコミュニティを増やしたいと思ったことが立ち上げるきっかけになった出来事でした。

定期開催されている勉強会に参加することへのメリットって?

  • 業務で連絡を取らなければならない時やこの問題どうしようと言った時に誰に聞くと分かるのかみたいな時に、勉強会経由で知り合った人に聞くことができすごく助かります。
  • また、勉強会の内容によりスキルアップにも繋がるというメリットももちろんあります。

いざ立ち上げ

  • 立ち上げの後押しになったのは別チームの先輩で、別件で打ち合わせしている時に同じような課題感とやってみない?の一言でじゃあ早速やってみようとなった形です。

  • 今思えばこのきっかけがなかったらすぐには動き出せなかったと思いますし、こんなにフットワーク軽く進められたのも先輩がいたからだと思っています。

もぐもぐ会始動

  • まず始めに部内で定期開催するコミュニティとして「もぐもぐ会」を始動させたのですが、はじめは「もぐもぐ会」という名前ではなく、お昼LT会という形でゆるく開催しました。

  • 開催方法としては、お昼13:00-14:00の時間で事前に部内で公募をかけLT2本、(15分LTして、15分参加メンバーで議論する)といった形にし、開催頻度については本業務もあるので隔週のお昼13:00-14:00の時間で行うことにしました。

  • またコンセプトも決めておりこのコミュニティでは、気軽さを重要視しており、「相談したいことの発表もいい」や「何を話してもいい(非難はなし - 前向きに - 間違っててもいい)」を大事にしていました。

また、目的の重要度としては次のようにしていました。
① : チームの交流 - 学びの共有
② : 外部発信へのきっかけに – プレゼンス向上

さあ、では始動したこのコミュニティがどうなったかについて次は書いていこうと思います。

開催した内容と参加人数

初回 ~ その後数回

初回

  • 初回の活動では、事前に部内で声かけしたのですが、やはり初回ということもあり登壇者を集めることができず、運営メンバーの私と運営メンバーのもう一人がLTをしました。

前半: 13:05 ~ 13:30 (LT1 + 雑談) CIやリリースフローについて複数チームに聞いてみた
後半: 13:30 ~ 13:55(LT2 + 雑談) 勉強会での輪読の方法について

参加者数: 8人以上が参加
考察としては、立ち上がり当初で初回だったこともあり部内で気になって見にきていただけた方がいたことが起因したのかなというかんじです。

2回目

  • 2回目の開催でも、事前に部内で声がけをしたところ現チームでお世話になった先輩が登壇していただけることになり、LTをしていただきました。
  • ただ、複数の登壇者を集めることができたかったので、後半のLTは私が担当しました。

前半: 13:05 ~ 13:30 (LT1 + 雑談) 「子育て中エンジニアの勉強時間確保法」
後半: 13:30 ~ 13:55(LT2 + 雑談) リファクタリングについて

参加者数: 10人以上が参加
考察としては、この時のLT内容がとても面白く先輩が「子育て中エンジニアの勉強時間確保法」について議論したいと部内で声がけいただいてくれたことが影響し、人を集め盛り上がることができました。

3回目

  • 3回目の開催でも、事前に部内で声がけをしたところ私の直濁の上司が登壇していただけることになり、LTをしていただきました。
  • 後半のLTについては、やはり複数の登壇者を集めることができたかったので運営メンバーにやっていただきました。

前半: 13:05 ~ 13:30 (LT1 + 雑談) 「Moon shot計画について」
後半: 13:30 ~ 13:55(LT2 + 雑談) 納得するまで話し合うには?

参加者数: 10人以上が参加
今回面白かったのが、後半のLT後の議論で悩みに対して、veinというツールを使うといいよという解決策が参加者によって出たことがでした。
実際に出た悩みというのは、部内でブックマークした記事とかをシェアできるツールがあったらいいなという悩みが上がり、veinというツールいいんじゃないから、実際にちょっと試しに部内で使ってみるみたいなことに繋がったことです。

4回目

  • 3回目の開催では、事前に部内で声がけをしたところ登壇者を集めることができたかったので運営メンバーでLTを行いました。

前半: 13:05 ~ 13:30 (LT1 + 雑談) 心理学の観点から考えるUI/UX
後半: 13:30 ~ 13:55(LT2 + 雑談) 社内スクラムフェスの練習:ペアプロについて

参加者数: 5人以上が参加

今回は参加人数が減ってしまったことと、連続してなかなか登壇者を増やすことができないという悩みにぶつかりどうしようかと悩み運営メンバーで次回以降の作戦について考えることにしました。

色々工夫の連続

やはり、社内での定期開催する勉強会の悩みとして一番上がるのは参加者のスケールと登壇者を集めることだと思います。

また、この「もぐもぐ会」という活動ではあくまで登壇者を指名しやってもらうという方向にはさせたくなく、自主的に発表したい人にやってもらうを大事にしたかったというのもあります。

やってみたこと

  • 実際には、その後下記のような取り組みを行いました。

  • というのは、活動を通しLTだけではコンテンツ力に魅力を感じてもらえてないのかなということを思い、技術書籍を熱く紹介し合うビブリオバトルや、Lean Coffeeを通じて日頃のチームの中で感じる悩みなんかを発散していただいたり、あとは特定の書籍を使用しソフトウェアテスト勉強会というものをやったりしてきました。

  • これらのコンテンツはかなり盛り上がり、それぞれの回での参加者が増えたということもありました。

  • また、参加者を増やすという目的で「お昼LT会」という名前を変え、もっとラフに参加できるコミュニティになるよう、お昼の時間にお昼を食べながらでもいいよということで「もぐもぐ会」という名前に変え活動をし始めたのもこれらのコンテンツをやっていく中で決まりました。

  • ビブリオバトル
    => 詳しくはこちらの記事を参照

  • Lean Coffee

  • ソフトウェアテスト勉強会

活動履歴(残り)

残りの活動紹介なのですが、こんなことをしてきました。

  • Swift UIの勉強中/Jamstackってなんだろう? LT
  • 温泉地でワーケーションやってみた LT / テスト勉強会
  • テック企業の文化_私の前職での文化 LT/ コミュニティ活動について(要望や組織の中でのコミュニティのあり方や運営方法、等 (議論)
  • DDDをScrumで廻せるのか LT
  • Twelve-Factor App を見直してみよう LT
  • サボタージュマニュアルを読んで LT
  • カーボンニュートラルがなぜ今注目されているのか LT

全体の活動を通し思ったこと

  • 社内でコミュニティを立ち上げるとなった際に重要なことは、やはり継続して活動を続けることなんだなと思いました
  • ずっと活動をしていたので「もぐもぐ会」の名前が広く知っていただけたことに繋がりました。
  • ある程度初期の段階では、人を指名して登壇してもらうというのがいい気がします。
  • これは活動を通して思ったことで、ある程度スケールさせるには自主的な登壇者を待つのではなく、スケールするまでは依頼をすることも必要だった気がしました。
16
7
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
16
7

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?