概要
- re:Invent 2022 で Amazon EventBridge Pipes がリリースされました。
- 今回は、その Amazon EventBridge Pipes とは何かについてまとめていこうと思います。
Amazon EventBridge Pipes とは
- Amazon EventBridge Pipes とは、Amazon EventBridge の新機能として追加されたものになります。
- イベントプロデューサーとコンシューマーの中間者となり、シームレスにターゲットとなるサービスに流すことができます。
- これにより、イベント駆動型アプリケーションの構築がよりやりやすくなります。
Amazon EventBridge Pipes の設定方法
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- イベントを生成しているソースを選択します。
- サポートされているソース
- Amazon DynamoDB
- Amazon Kinesis Data Streams
- Amazon SQS
- Amazon Managed Streaming for Apache Kafka
- Amazon MQ
- (オプション) イベントフィルターを指定して、フィルターに一致するイベントのみを処理させる
- (オプション) AWS Lambda、AWS Step Functions、Amazon API Gateway、EventBridge API Destinations を使用して流入するイベントをガチャガチャすることもできます。
- ターゲットの宛先として、14の AWS サービス、例えば、Amazon Step Functions、Kinesis Data Streams、AWS Lambda、EventBridge API、サードパーティ APIから選択することができます。
使用できるリージョン
- アジアパシフィック (ハイデラバード) とヨーロッパ (チューリッヒ) を除くすべての AWS リージョンで利用できます。
試してみた
- サービス発表当初、東京リージョンのマネコンからは見えなかったので、バージニアリージョンで試していきます。
- EventBridge にいくと Pipes なるものが生えてますね。
- 「pipe setting」に移動し、IAM のアクセス許可を設定していきます。
- 「Permission」セクションで、新しく作成するパイプの新しい IAM ロールを定義するか、既存のロールを選択します。
- 次に、「Build pipe」に移動し、イベントソースを選択します。
- 次に選択したイベントソースから流入するイベントに対するフィルタリングを定義できます。
- ちなみに、フィルタリングはオプションの機能です。
- 次に、Enrichment なのですが、ここでは、イベントをターゲット宛先に送信する前に、イベントを拡張、変換、または拡張させることができます。
- 最後に、このパイプによって配信されるイベントを処理するためのターゲットを定義します。
さいごに
- ざっと検証してみましたが、ここまで簡単に作成できるとは。。
- これでイベント駆動のアーキテクチャの幅がめっちゃ広がりますね!!!
参考文献