Go 開発ツール

Mac に Go 開発ツールをインストールする場合は、Homebrew を使い、下記のコマンドで実行できます。

$ brew install go

下記のコマンドでバージョンが表示されれば、完了です。

$ go version
go version go1.21.5 darwin/amd64

注意点

brew install コマンドを実行してもターミナルに何も表示されない、もしくは下記が表示される場合は、Homebrew の更新に時間がかかっているため、しばらく待つ必要があります。

Updating Homebrew...

また、下記のエラーが出る場合は、Frameworks フォルダに書き込み権限が無いため、ターミナルに表示された sudo chown -R [user name] /usr/local/Frameworks コマンドで、フォルダのオーナーを変更する必要があります。

Error: The following directories are not writable by your user:
/usr/local/Frameworks

You should change the ownership of these directories to your user.
  sudo chown -R [user name] /usr/local/Frameworks

And make sure that your user has write permission.
  chmod u+w /usr/local/Frameworks

VS Code

VS Code を下記からダウンロードしインストール
https://code.visualstudio.com/
※ バージョン: 1.85.1

マーケットプレイス（Code -> 基本設定 -> 拡張機能）で Go（Go Team at Google）を検索し、インストール

注意点

Go 拡張機能をインストールしただけでは、定義へのジャンプ等が行えないので、コマンドパレット（表示 -> コマンドパレット）で「Go:Install/Update Tools」を選択し、gopls をインストールします

依存関係の解消

GitHub のプライベートリポジトリのライブラリに依存している場合は、下記の設定が必要です。

GitHub の認証

パーソナルアクセストークンを使用する場合は、~/.gitconfig に下記を追加

[url "https://<アカウント名>:<アクセストークン>@github.com/"]
        insteadOf = https://github.com/

sshを使用する場合は、~/.gitconfig に下記を追加

[url "git@github.com:"]
        insteadOf = https://github.com/

GOPRIVATE の設定

go get などでライブラリを取得した場合に、チャックサムが行われます。
sum.golang.org のデータと検証が行われ、下記の様なエラーが出ます。

go: github.com/xxx-xx/xx-sample@latest: github.com/xxx-xx/xx-sample@v0.0.0-20240118131021-7a2bd4d910f8: verifying module: github.com/xxx-xx/xx-sample@v0.0.0-20240118131021-7a2bd4d910f8: reading https://sum.golang.org/lookup/github.com/xxx-xx/xx-sample@v0.0.0-20240118131021-7a2bd4d910f8: 404 Not Found

プライベートなライブラリは、環境変数 GOPRIVATE に登録する必要があります。
GOPRIVATE=github.com/<アカウント名>/<リポジトリ名>

export GOPRIVATE=github.com/<アカウント名>/<リポジトリ名>

Version up

Mac で Go をバージョンアップする場合は、Homebrew を使い、下記のコマンドで実行できます。

$ brew upgrade go

下記のコマンドで新しいバージョンが表示されれば、完了です。

$ go version
go version go1.23.3 darwin/amd64