はじめに参考記事
http://docs.docker.jp/compose/reference/overview.html
https://docs.docker.com/compose/reference/
こちらに書いてあるものを参考にしています。より正確なものが見たい方は上記リンクから飛んでください。
また、英語に抵抗がない方はこちらから確認しても良いでしょう
$ docker-compose -h
基本的な使い方
docker-compose [-f=<引数>...] [オプション] [コマンド] [引数...]
このようにオプション、コマンド、引数の順番でdocker-composeの後ろにつけます。
オプション
-f, --file ファイル名
ファイル指定をするオプションです。デフォルトでは現在いるディレクトリのdocker-compose.yml
がファイルに指定されます。
-p, --project--name プロジェクト名
プロジェクト名は現在いるディレクトリがデフォルトになりますが、明示的に指定することもできます。
H, --host ホスト
接続先のデーモンやソケットを指定することができます。
他にもいくつかあるので気になる人は調べてみてください。
コマンド
何を扱うコマンドなのかが曖昧になりがちだと思ったので、何を扱うかは太字にしました。
build
サービスの構築、または再構築を行なう
--compress
ビルドコンテキストを圧縮します
--no-cache
キャッシュを利用しません
--pull
最新のイメージをpullします
--parallel
並行してイメージをbuildします
create
サービスの作成
※このコマンドは廃止されました
down
コンテナやイメージ、ボリュームを停止させ、削除します
--rmi type
イメージを削除します。typeにはall,localを指定します
-v, --volumes
volumesで宣言した名前付きvolumeを移動します
--remove-orphans
サービスで定義されていないコンテナを削除します
--timeout
タイムアウトする秒数を指定することができます
events
コンテナからのイベントを表示することができます。
--json
をつけることでjsonオブジェクトを出力します
kill
コンテナを強制終了します
log
サービスからのログを出力します
--no-color
モノクロで出力します
-f, --follow
最新のログを追います
-t, --timestamps
タイムスタンプを表示します
pause
サービスを一時停止します
port
ポートに割り当てる公開用ポートを表示します
ps
コンテナの一覧を表示します。--aで停止したコンテナを表示します
-q, --quiet
idのみを表示します
--services
サービスを表示します
-a
停止した全てのコンテナを表示します
pull
サービスで使われているイメージを取得します
--ignore-pull-failures
pullが可能なものはpullし失敗したものは無視します
--no-parallel
並行したpullを無効にします
-q, --quiet
プロセスを出力しない
--include-deps
依存関係を持つイメージもpullします
restart
サービスを再起動します
rm
停止しているコンテナを削除します
-f, --force
確認しません
-s, --stop
コンテナが止まっていない場合止めてから削除します
-v
匿名のvolumeを削除します
run
一度だけコマンドを実行します
-d, --detach
コンテナをバックグラウンドで実行する
--name
コンテナに名前を振り分ける
--entrypoint
イメージのエントリポイントを上書きします
-e
環境変数を設定します
-u, --user
指定したuserとして実行します
--no-deps
開始しないサービスを指定します
--rm
実行後コンテナを削除します
-v, --volume
ボリュームをバインドマウントします
scale
サービス用のコンテナの数を指定します ※このコマンドは廃止されました
start
サービスを開始します
stop
サービスを停止します
unpause
サービスを再開させます
up
コンテナを作成し、開始します
-d, --detach
バックグランドで実行します
--quiet-pull
進行状況を出力しない
--no-deps
開始しないサービスを指定します
--always-recreate-deps
依存コンテナを再作成します
--no-recreate
既にコンテナがない場合は作成しません
--build
コンテナを起動する前にイメージをビルドします
--abort-on-container-exit
コンテナを全て停止します
-V、-renew-anon-volumes
匿名volumeを再作成します
--remove-orphans
定義されていないサービスのコンテナを削除します
最後に
オプションの量により、コマンドの重要度がわかりますね。
また、この記事は全てを網羅したわけではありません
https://docs.docker.com/compose/reference/
こちらがより正確ですので、ここにはない記述はここからお探しください。
少しでも何かの参考にしていただけたら嬉しいです。また、駆け出しdockerマンですので、間違った点や、直した方が良い表現などがありましたら教えていただけると嬉しいです。