はじめに
使われなくなった、VAIO Duo 13 に Linux をインストールして使おうと思った記録です。
Linux は、Ubuntu 20.04 にしました。
VAIO Duo 13 はクセのあるPCで、大分苦戦しました。
スペックは、CPU COREi5, SSD 128GB, メモリ 4GB
まず、SSD の容量を増やそうと思っても、
SSD を交換するには、すごい分解が必要です。
また、BIOS画面を表示するには、[ASSIST]ボタンを押して一旦起動する特殊性があり、
SSDに直接Linuxをインストールするとか、
SSDを新品に交換するとかは得策ではありません。
それにせっかく、今の構成でWindows10のライセンスが登録されているので、構成はそのままにして、外付けSSDにLinuxをインストールすることにしました。
多分結論
このVAIOは、
USB 3.0 が有効だと、外付けSSDからブートできない。
純粋に外付けSSDだけでブートできない。
内蔵SSDにブート領域(GRUB)の書き込みが必要(というか書き込まれてしまう)
紆余曲折
live CD の ISO をUSBメモリに書き込み、そこから起動して、
外付けSSDにLinuxをインストール。
何回やっても、外付けSSDから起動できない。
※GRUB コンソールが表示される。何これ?Windowsも起動出来ない。終わった?
[ASSIST]ボタンを押して、レスキューからWindowsを起動すると、Windows起動に戻りました。
パーティションの切り方、設定に問題があるのか、色々調べます。
動画を上げてる人が Linux Mint で出来てたので、
Linux Mintに変更。
外付けSDD/HDDにLinuxをインストール~内部ストレージに影響を与えずに安全に試せます~【LinuxMintで試す】
しかし、何回やっても、外付けSSDから起動できない。
調べていくと、sdaにブート領域が書き込まれてしまうとの情報。
仮想環境でストレージなしにしてインストール。
VirtualBox・・・USB 2.0 以上を使うには拡張パックを別途インストール
live CD から、画面が全然表示されない。ずっと黒画面。
VM Ware Workstation Player・・・UEFIブートするには、ファイルを直接編集
こちらでは、live CDの画面が表示された。仮想環境のデフォルトの違いだった。
VM Ware では、CPU:2 メモリ:2G
Virtual BOXでは、CPU:1 メモリ:1G
何とここでもGRUBコンソールが表示された。
調べてみると、コマンド入力でOSを起動できるようだ。
やっと、仮想環境なら外付けSSDのLinuxを起動できた。
これをPCから直接起動!出来ない。
結局、何回やってもPCから外付けSSDを起動できない。
調べていくと、VAIO Duoでは、USB 3.0 が有効だと外付けからブート出来ない。
GRUBコンソールでも、外付けSSDを認識出来てないようだ。
BIOSでUSB 3.0を無効化。
やっと外付けSSDから起動できました。
参考リンク失念
しかし、ここで問題が。
Linux Mint 安定せず。
それに GRUB が内蔵SSDに書かれてるのもかっこ悪いし、
Debianに変更。
内蔵SSDに書かれたGRUB、消せるんですね。知ってる人すごい!
Debianでは、パーティションを細かく指定できます。
MBR or GPT, boot, legacy_boot, bios_grub...???調べる
結局、仮想環境からなら起動出来ますが、PCから起動出来ません。
最終的に、内蔵SSDのGRUBから外付けSSDのUbuntu起動(USB 3.0 無効)
となりました。
さすが、Ubuntuは安定してます。