次の記事ではExcelのOfficeInsiderプログラムで使えるようになっているアイデア機能がすごいということを書きました。
Excelに実装されるアイデア機能のポテンシャル
自動でピボットテーブルを作成してくれて、グラフ化までしてくれるという、Excelのハードルをグンと下げる機能だと期待しています。
本日、またこのアイデア機能を使ってみたら、更に進化していました。
データの分析文書を日本語で作成してくれる
以下のようなデータを作って、ホームタブのアイデア機能で処理してみました。
結果、このような分析結果が。
ここですごいと思ったのは、同じ相関の表現でも、「強く依存」と「高い相関性」という2つの分析結果に分かれます。
実際の分析結果
実際の「強く分析」のほうのグラフの結果は次の通り(R² = 0.1702)
「高い相関性」のほうのグラフの結果は次の通り(R² = 0.5459)
もしかしたら相関係数によって表現を変えているのかもしれません。
逆相関(R= -1)では特にコメントなしのようです。
ここも逆相関というコメントが欲しいところではあります。
おでんの売上と気温の関係とか。
まとめ
Excel分析が苦手な人でもアイデア機能でレポート用の結果がコメントされる。
Excelなので機械的に結果を出したものなので、誰が分析しても同じ答えになるだろう。
なんとなくこうだろうがExcelによってお墨付きになる!
このあたりがメリットになりそうですね。
ビジネスでは分析すべき売上データなどが分析されずにそのままになっていることもありますが、宝の山を捨てているようなものなので、こういった機能を活用してほしいと思います。