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OCIのバースト可能インスタンスの紹介

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バースト可能インスタンスとは

OCIのコンピュートにはバースト可能の設定をする機能があります。
これは何かというと、普段はCPU使用率が低く、たまに高くなる場合に有効な機能でコストを抑える事ができます。

具体的にはインスタンス作成時に50%か12.5%のベースラインを選択して頂き、一定期間CPUの使用率がベースラインを下回っている場合に負荷がかかった場合100%まで使えるようになるというものです。

利用料金はOCPUとメモリの金額がそれぞれベースラインを乗じた価格になります。

例えば、E4を2OCPU、16GBメモリのサーバーの場合、1時間あたり10.36円かかります。
image.png

これを例えばバースト可能インスタンスにし、ベースラインを12.5%で設定した場合、10.36円x12.5%なので1時間あたり1.295円で利用できます。

この金額は例えバーストしてCPU利用率が100%になってもこの金額のままです。
Windows利用時はWindowsライセンスの価格もベースラインを乗じた価格になります。

バースト可能インスタンスの構築方法

インスタンス構築時、Change Shapeでシェイプを選択しますがその中で設定します。
20.jpg

一番下の方に「バースト可能」というスイッチがあります。
これをONにするとベースラインの設定欄が出てきます。
21.jpg

プリダウンから12.5%または50%のどちらかを選択します。
22.jpg

注意点

●必ずしもバーストするわけではありません
●平均値がベースラインを下回っていないとバーストしません
●CPU、メモリ、Windowsライセンス以外は安くなりません
 →ストレージとかは100%の時と金額はかわりません。
●バーストを保証するわけではないので本番環境で利用される場合は慎重に検討される事をお勧めします。

以上、用途さえ合えば安く使う事ができるバースト可能インスタンスの紹介でした。

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