クラスパスを指定する方法は2つある。
①javaコマンド実行時にオプションで設定する。
②環境変数で設定する。
①javaコマンド実行時にオプションで設定する。
javac -classpath [パス1]; [パス2]; ...
複数設定する場合はセミコロンで区切る。
省略形もある。
javac -cp [パス1]; [パス2]; ...
環境変数を使用する方法
set CLASSPATH=[パス1]; [パス2]; ...
※等号の前後に空白を入れないように注意
その他注意事項
実行時にカレントディレクトリを含める場合
デフォルトは実行時のカレントディレクトリ。上記設定をするとオーバーライドされる。
そのため、クラスパス設定時にカレントディレクトリを含めたい場合は「 . 」を含める必要がある。
クラスパスの内容
設定内容は.zip, .jar, .classファイルへのクラスパス
- .jar / .zipの場合:クラスパスは.zipまたは.jarファイルの名前で終わる
- 無名パッケージ内の.classファイルの場合、クラスパスは.classファイルを含むディレクトリの名で終わる
- パッケージ内の.classファイルの場合、クラスパッケージはルートパッケージの入ったディレクトリ名で終わる
(ルートパッケージ:完全修飾クラス名の先頭パッケージ)
推奨されている方法
他のアプリケーションに影響を与えたり、逆に他のアプリケーションに値を変更されることのないように、①『javaコマンド実行時にオプションで設定する。』が推奨されているようです。