LoginSignup
7
2

More than 5 years have passed since last update.

この記事は Microsoft Azure Tech Advent Calendar 2018 の8日目の記事です。
(正確には、その後追いで投稿しています。この季節、体調管理には十分に注意が必要ですね・・・。)

昨年は、Workbench について書いたのですが、サポートの終了 がアナウンスされています。また、数日前には Azure Machine Learning Serviceの一般提供開始 が発表されました。(Azure の更新のお知らせも日本語翻訳版が提供されるようになりました)

そこで、今回は、新しくなった Azure Machine Learning Servicesをザックリと眺めて、チュートリアルの入り口までたどり着いてみたいと思います。

新しくなったサービスの内容

構成コンポーネント

一般提供開始前は、いくつかのサービスをAzureリソースとして作成していましたが、一般提供開始後は、以下のAzureリソースが作成されます。

  • Machine Learning サービス ワークスペース
    オブジェクトを管理するための作業スペースです。
  • Storage アカウント
    ワークスペース内のオブジェクトを蓄積しています。
  • KeyVault
    データやオブジェクトの保護に使用されます。
  • Application Insight
    作成した予測モデルのモニタリングに使用します。
  • コンテナーレジストリー
    学習、推論のそれぞれのコンテナーイメージを展開するために使用します。

開発のプロセス

一般的な機械学習モデルの開発プロセスを踏襲しています。

  1. Pythonでモデルを作成するためのスクリプトを開発します。
  2. スクリプトを動作させる計算環境を設定します。
  3. スクリプトを実行します。実行結果は「実験(Experiment)」として記録されます。
  4. 実行結果を分析し、期待通りのモデルが作成できているかを確認します。
  5. モデルをモデル レジストリーに登録します。
  6. 評価用スクリプトを開発します。
  7. コンテナー展開用のイメージを登録します。
  8. イメージをWebサービスとして展開します。

チュートリアルまでの道のり

ワークスペースの展開

Azure ポータルからワークスペースを作成します。この記事を投稿する時点では東西の日本リージョンは含まれていません。
2018-12-10.png

ワークスペースへのアクセス

ポータルからリソースにアクセスします。Machine Learning サービス ワークスペースの概要タブから、「ワークスペースを探索する」を選択します。

2018-12-10 (2).png

サンプルコードをGitHubから取得する

初めてワークスペースを開いた際には、「Azure Notebooks を開きます」ボタンが表示されます。このボタンをクリックすることで、チュートリアルを含むサンプルコードを公開済み GitHub から Clone を取ることになります。

2018-12-10 (3).png

Clone を取る流れとしては、

  • Azure Notebook にアクセスする
    Azure Machine Learning と関連付けられるように、ワークスペースにアクセス権のあるユーザーでアクセスします。
  • Azure Notebook 上で Clone 元を指定する
  • Clone の実行

2018-12-10 (5).png

となります。

この記事はここまでにしておきたいと思います。
(続きはいずれ・・・)

7
2
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
7
2