概要
『Hacking: 美しき策謀 第2版 ―脆弱性攻撃の理論と実際』
https://www.amazon.co.jp/dp/4873115140
脆弱性攻撃を実際にしてみてハッキングを学ぶ本なので,極力仮想環境を使って隔離したところで動かしたい気持ちがある.
この本ではUbuntuのLive CDイメージを配布して実行環境を得られるようにしているのでそれをMacでVirtualBoxを使って動かす備忘録.
※私はまだ少し動かしただけです.この記事の内容を実行していかなる損害が生じても責任を負いかねます.
実行環境
- MacBook Pro
- 2.3 GHz Intel Core i5
- 16GBメモリ
- OS Mojava (バージョン10.14.6)
LiveCD イメージのダウンロード
以下のリンクの 「関連ファイル」 > 「LiveCD」 からダウンロード.
https://www.oreilly.co.jp/books/9784873115146/
VirtualBoxのインストール
このあたりを参考にインストール.
VirtualBoxでの設定
ハードサイズも好きに選ぶ
もっと小さくしてもよかった気がする.
これで最初の画面に戻るはず.
次にできたやつを選んで「設定」 > 「ストレージ」
こんな感じの画面が出てくる.
「コントローラー:IDE」の下の「空」となっているCDマークをクリック.
この「IDEセカンダリマスター」とか書いている右側のCDマークをクリックして,先ほどダウンロードしたisoファイルを選択.
さらにLive CD/DVDにチェックを入れる.
仮想マシン上での設定
キーボード設定
JISキーボードを使っている場合,キーボードの割り当てがめちゃくちゃになっているので左上の「System」 > 「Preference」 > 「Keyboard」から適当に直したかったのだが,なんだかうまくいっていない.
https://dooluka.hatenadiary.org/entry/20120623/1340377518
このリンクとか見ればなんとかなるかも
画面サイズの調整
ウィンドウサイズに合わせてUbuntuの画面サイズが変わるようにする.
Ubuntuを立ち上げているウィンドウをクリックして,Macの画面上部のメニューバーで
「View」 > 「Scaled Mode」にチェック.
または Command + C でも多分できる.
実行ファイルダウンロード
~/booksrc
にも置かれているのでぶっちゃけダウンロードいらない気もするけれど,ダウンロードすると章ごとにディレクトリ分けされたものが得られてちょっと整理がつく.
以下のコマンドをUbuntu上で打って実行ファイルをダウンロード.
なんだか妙に証明書にうるさい初期設定になっているのでそこを無視するようにする.
wget --no-check-certificate http://www.oreilly.co.jp/pub/9784873115146/HackingJ.zip
unzip HackingJ.zip
rm HackingJ.zip
コード実行
とりあえず0x200の最初のコマンドを実行してみる
動いた!嬉しい!
注意点
仮想マシン落とすときは「Save the machine state」を選ばないと多分Ubuntu内のデータとか諸々全部吹っ飛ぶ気がする.