2016/01/21 に AWS Certificate Managerが発表されました。
https://aws.amazon.com/jp/blogs/aws/new-aws-certificate-manager-deploy-ssltls-based-apps-on-aws/
ELBに無料のSSL証明書を設定したので、その手順をまとめておきます。
発行手順
マネジメントコンソールから「Certificate Manager」を選択。(現在はバージニアリージョンでのみ利用可能)
「証明書のリクエスト」を選択し、証明書を発行するドメインを追加します。
ここで、ワイルドカード、複数ドメインを指定することができます。
「確認とリクエスト」 → 「確定とリクエスト」を選択すると、認証用のメールが送信される。
このメールから認証すると発行完了です。AWS Certificate Managerでの表示が「発行済み」になります。
発行できる証明書
- 暗号化方式:RSA、鍵長2048ビット、SHA-256
- 認証レベル:ドメイン認証(DV)
- 料金:無料
- 有効期限:13ヶ月
- 失効60日前に自動更新。ELB. CloudFrontでの設定変更は不要
- マルチドメイン証明書、ワイルドカード証明書も作成可能
どこで使えるのか
- CloudFront:全リージョンで利用可能
- ELB:バージニアリージョン(us-east-1)のみ
2016/03 現在
できないこと
- 秘密鍵の入手はできません証明書をダウンロードしてEC2インスタンスへの組み込みなどはできません。
- 暗号化方式、認証レベルの変更