EC2 Instance Connectの概要
- 略称はEIC。2023年6月のアップデートでエンドポイント機能が登場。
- エンドポイント機能を使うとプライベートサブネットにあるEC2インスタンスにssh/rdpで接続できる
- session managerと異なりssm agentのインストールとEC2インスタンス側のSSMへのアクセス権付与&ルーティング設定が不要で管理が楽
参考ドキュメントとイメージ図
RDPの場合の設定手順
インスタンス起動
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VPCとsubnetはすでにあるものとする。また、Microsoft Remote Desktopもインストール済みとする。
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aws cliも設定済みとする(IAMユーザーアクセスキーはなるべく払い出したくないのでIAM Identity Centerを設定してaws configure ssoで利用するのがおすすめです)
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- 後続のMicrosoft Remote Desktopの設定でパスワードの指定が必要となるが、そのパスワードの取得のためキーペアの指定が必要。
- セキュリティグループはdefaultを選択(defaultでなくても良いがEICエンドポイントから到達できるよう設定する必要あり)
EICエンドポイントの作成
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EICエンドポイント作成
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エンドポイントが作成されるまで3-4分待つ。
RDP接続
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EC2のインスタンスIDをコピー。
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ローカルから以下のコマンドでトンネルを開通
aws ec2-instance-connect open-tunnel --instance-id {instance_id} --remote-port 3389 --local-port 13389
- local-portは任意のポート番号で良い(ここでは13389を指定)
- 正常に開通すると
Listening for connections on port 13389.
と表示されるのでターミナルはそのまま放置してマネコンに戻る
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EC2コンソールで対象のインスタンスを選択し、接続をクリック
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ローカルのMicrosoft Remote Desktopを開き、Add PCをクリック
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PC Nameにlocalhost:13389を指定。
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User Account > Add User AccountからUsernameをAdministator、パスワードを先程コピーしたパスワードにしてAdd