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EC2 Instance Connectエンドポイント経由でWindows ServerにRDP接続してみた

Last updated at Posted at 2023-07-30

EC2 Instance Connectの概要

  • 略称はEIC。2023年6月のアップデートでエンドポイント機能が登場。
  • エンドポイント機能を使うとプライベートサブネットにあるEC2インスタンスにssh/rdpで接続できる
  • session managerと異なりssm agentのインストールとEC2インスタンス側のSSMへのアクセス権付与&ルーティング設定が不要で管理が楽

参考ドキュメントとイメージ図

RDPの場合の設定手順

インスタンス起動

  • VPCとsubnetはすでにあるものとする。また、Microsoft Remote Desktopもインストール済みとする。

  • aws cliも設定済みとする(IAMユーザーアクセスキーはなるべく払い出したくないのでIAM Identity Centerを設定してaws configure ssoで利用するのがおすすめです)

  • EC2インスタンスを起動。
    image.png
    image.png

    • 後続のMicrosoft Remote Desktopの設定でパスワードの指定が必要となるが、そのパスワードの取得のためキーペアの指定が必要。
    • セキュリティグループはdefaultを選択(defaultでなくても良いがEICエンドポイントから到達できるよう設定する必要あり)

EICエンドポイントの作成

  • EICエンドポイント作成

    • VPCコンソールのエンドポイントを開き、エンドポイントを作成をクリック
    • サービスカテゴリでEC2 Instance Connect Endpointを指定
    • VPCはEC2インスタンスと同じものを指定。
    • サブネットはプライベートを指定。
    • セキュリティグループはdefaultを指定(2023年7月30日現在は後からEICエンドポイントのセキュリティグループを編集できないので注意)
      image.png
      image.png
  • エンドポイントが作成されるまで3-4分待つ。

RDP接続

  • EC2のインスタンスIDをコピー。

  • ローカルから以下のコマンドでトンネルを開通

    aws ec2-instance-connect open-tunnel --instance-id {instance_id} --remote-port 3389 --local-port 13389
    
    • local-portは任意のポート番号で良い(ここでは13389を指定)
    • 正常に開通するとListening for connections on port 13389.と表示されるのでターミナルはそのまま放置してマネコンに戻る
  • EC2コンソールで対象のインスタンスを選択し、接続をクリック

    • RDPクライアントタブのリモートデスクトップファイルのダウンロードをクリック
    • ダウンロードしたファイルをローカルのMicrosoft Remote Desktopで開く ⇒ このパターンでは動かなかった
    • パスワードを取得をクリックし、インスタンス起動時に指定したキーペアをアップロード or 内容をcatコマンド等で表示してコピーしパスワードを表示。
    • パスワードをコピー。
      image.png
  • ローカルのMicrosoft Remote Desktopを開き、Add PCをクリック

  • PC Nameにlocalhost:13389を指定。

  • User Account > Add User AccountからUsernameをAdministator、パスワードを先程コピーしたパスワードにしてAdd

  • 作成したPCをダブルクリックすると接続が開始する。
    image.png

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