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Outlook 2013 と Gmail の連携の設定をやり直した話(予定の「分類」による色分けを有効にする)

Last updated at Posted at 2023-04-10

はじめに

Outlook と Gmail を組み合わせて使っていたのですが、いつの頃からか、メールの取得ができなくなっていました。

それに加えて、
 「IMAP プロトコルのメールアドレスだと予定の「分類」による色分けができない」
という Outlook の謎仕様があり、分類が使えない状態になっていました。

そんなわけで、一念発起して、設定し直そうとしたら意外と面倒だったという話です。

なんでエラーになっていたのか?

以前に Outlook の設定をしてからだいぶ経っていたので記憶があいまいでしたが、これが原因でした。
「安全性の低いアプリの許可」をオンにすることで Outlook と Gmail を連携させていたようです。

image.png

設定のやり直し

大きく分けて以下の二つでした。

  1. Google アカウントのアプリパスワードの作成
  2. Outlook の設定のやり直し

Google アカウントのアプリパスワードの作成

上記のとおり、二段階認証を使用しているアカウントだと「安全性の低いアプリの許可」をオンをすることはできないようです。そこで使用するのが Google アカウントの「アプリパスワード」です。

設定は Google のアカウントの管理から行えます。

  1. [セキュリティ]-[2段階認証プロセス]-[アプリパスワード] に移動します
  2. [アプリを選択] で「メール」を選択します
  3. [デバイスを選択] で「Windows パソコン」を選択します
  4. [生成] をクリックします
  5. 16ケタのアプリパスワードが生成されます

このパスワードは記憶しておく必要はありませんが、次の Outlook の設定で必要なのでコピペしておきます。

Outlook の設定のやり直し

基本的に以下の通りに設定していくだけですが、少々わかりにくいところがあったので書き残しておきます。

POP を使用して他のメール クライアントで Gmail のメールを読む - Gmailヘルプ

  1. アカウントの追加で「自分で電子メールやその他のサービスを使うための設定をする」を選択する
    (POP3を使った設定を行いたかったのでこちらを選択してあります)
  2. 「POP または IMAP(P) 」を選択する
  3. 以下の設定をして次へをクリックする
// POP と IMAP のアカウント設定
名前:適当で大丈夫
電子メールアドレス:[Gmailのアドレス]
アカウントの種類:POP3
受信メールサーバー:pop.gmail.com
送信メールサーバー:smtp.gmail.com
アカウント名:自動で入力される
パスワード:[アプリパスワードで生成した16文字のパスワード]

// [詳細設定] をクリックして以下の設定をする
送信サーバーは認証が必要:オン
「受信メールサーバー」と同じ設定を使用する
受信サーバのポート:995
このサーバーは暗号化された接続が必要:オン
送信サーバのポート:587
暗号化の種類:自動
サーバーのタイムアウト:5分

次へをクリックするとサーバへのテスト接続が行われ、問題なければ、作業完了です。

さいごに

以上、Outlook の謎仕様に振り回された話でした。
まあ、設定を見直すきっかけになったのでいいんですけど、なんなんですかね、まったく。

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