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技術とマネジメントの架け橋に。PMOの私がクラウド資格に挑むワケ

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Last updated at Posted at 2026-05-21

■はじめに
こんにちは!MSOL DigitalでPMOとして活動しています。 「放っておいてもコードを書く」タイプではない私がクラウドに挑み続ける理由。それは、技術という「共通言語」を武器に、PMOとしてのバリューを最大化したいからです 。

本記事では、中学生の娘を持つママとしての時間術や、最新資格「AWS MLA-C01」の学習記を凝縮してお伝えします 。

■なぜ「資格」を目指すのか?
世の中には、新しい技術に自然と手が伸びる「研究者気質」な方がいますが、私は正直そのタイプではありません(笑) 。

それでも新しい技術に触れ、仕事に活かしたい。そこで編み出したのが、「資格取得を、技術に触れるための強制装置(ペースメーカー)にする」というサバイバル術です 。

単なる「合格」をゴールにせず、資格がカバーする範囲を実際に手を動かして理解する。そんな私なりの学習のこだわりをご紹介します 。

■私のキャリアと「技術」の距離感
前職ではセキュリティ製品の開発(QA)やPM、SREを担当していました。SRE時代に初めてAWSやAzureにどっぷりと浸かったのが、クラウドの世界への入り口です。

現在はMSOL DigitalでPMOとして活動していますが、技術的なバックグラウンドがあることで、エンジニアの方々との会話がスムーズになり、より深い提案ができる楽しさを実感しています。

■これまでの資格取得ログ
少しずつ積み上げてきた、私の「技術接触の証」たちがこちらです。

2023年: AWS SAA / DVA / DOP(アソシエイトからプロフェッショナルまで一気に!)
2024年: AWS SAP
2025年: Azure AZ-104
2026年: Azure AZ-204 / AWS MLA-C01 (New!)

■勉強時間はどこで作る?
中学生の娘がいるママとしての日常は、想像以上にバタバタです。日中は仕事、夕方は家事。
そこで私が選んだのは、「朝4時起き」というスタイルです。

朝4時〜6時: 誰にも邪魔されない、一番集中できるインプットの時間。
夜: 家事がひと段落したあとに、少しだけ手を動かす。
移動・隙間時間: Audibleを聴きながら、ビジネススキルや技術の概念をキャッチアップ。
無理のない範囲で、でも「毎日少しでも触れる」ことを習慣にしています。

■直近の挑戦:AWS MLA-C01 学習記
最新のAI技術を理解するために挑戦した「AWS Certified Machine Learning - Associate」。

今回、私が意識して取り組んだ3つのステップをご紹介します。

①「SageMaker JumpStart」で実際に動かす
座学だけでなく、コストを最小限に抑えつつ(一部無料トライアルなども活用しながら)実際に動かしました。
001.png

引用:https://aws.amazon.com/jp/sagemaker/ai/jumpstart/

「Scikit-learn」や「LightGBM」といった古典的なモデルから、「TensorFlow / PyTorch」を使った画像分類まで。Open Notebookを使って「推論コード」を実際に書くことで、ドキュメントを読むだけでは得られない「手触り感」を大切にしました。

※無料インスタンスの消し忘れには要注意です!(笑)

②Kaggleのコードを「写経」する
世界中のデータサイエンティストが集まる「Kaggle」は、最高の教科書です。

002.png

過去のコンペの上位入賞者のNotebookをひたすら写経し、「なぜこの特徴量を作ったのか?」「なぜこのアルゴリズムなのか?」という意図を読み解きました。

たとえば、1st Place - Single Model - Feature Engineeringでは、エンコーディングの使い分けだけでなく、Target EncodingやCount Encodingをなぜ使い分けるのか、その「モデルへの情報の伝え方」の意図が学べました。 1位入賞者が「あえて特徴量を絞ったシンプルなバージョン」も公開しており、実務における効率化の視点(計算コストと精度のバランス)も参考になります。その他、住宅価格予測、関連ワードの抽出、ある規則性からの確率分析など、現在多く使用されているモデルも掲載されていて、とても勉強になりました。

③ モデルの特徴を「自分なりに」整理する
機械学習のモデルは種類が多く、最初は混乱しました。でも、自分で表にまとめていく過程が一番楽しかったりします。

機械学習モデルの分類と特徴まとめ
機械学習は、大きく分けて「答えを教える(教師あり)」か「データから構造を見つけ出す(教師なし)」があります。

◎ 教師あり学習(正解データから予測する)
あらかじめ与えられた正解をもとに、未知のデータを予測するモデルです。
• 線形回帰 (Linear Regression)
  用途: 数値予測(売上予測や価格予想など)の最も基本的な手法です。

• XGBoost
 用途: 構造化データの分類・回帰。
 特徴: 非常に高精度で、データに欠損値があっても柔軟に処理できるため、現場で最も重宝されます。

• CNN (畳み込みニューラルネットワーク)
  用途: 画像認識・物体検出。
  特徴: ディープラーニングの代表格。画像の特徴を自動で抽出するのに長けています。

◎ 教師なし学習(データからパターンを見出す)
正解ラベルがないデータから、共通点や本質的な構造を探り当てます。
• K-Means
  用途: クラスタリング(グループ分け)。
  特徴: 似たもの同士のデータを自動的にまとめ、顧客セグメンテーションなどに活用されます。

• PCA (主成分分析)
  用途: 次元圧縮(特徴量の削減)。
  特徴: データの重要な情報を残したまま変数を減らすことで、計算コストを抑えたりグラフを可視化しやすくしたりします。

◎ Amazon SageMaker 独自アルゴリズム
「AWS特有の強力なツール」という視点でモデルを整理することも試験対策になります。

• BlazingText
  用途: 自然言語処理 (NLP)。
  特徴: テキスト分類や単語のベクトル化を、驚くほど高速に実行します。

• DeepAR
  用途: 時系列予測。
  特徴: RNN(再帰型ニューラルネットワーク)を使用。過去の履歴から「将来の需要」などを高精度に予測します。

◎ 合格までの打率を上げる直前対策
一旦概要を理解した後、会社から提供してもらったUdemyアカウントで試験の演習を90%を超えるまで周回してから、受験し、無事合格しました。

■おわりに
「テッキーじゃないから……」と技術から距離を置いてしまうのは、もったいない!

資格をきっかけに少しずつ手を動かしてみることで、見える世界が確実に広がります。
PMOとして、これからも「現場の言葉がわかる」存在であり続けたい。
同じようにキャリアや学習に悩む方の、何かのヒントになれば嬉しいです!

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