MySQLインストール
CentOS6にRPMでMySQL Community Editionをインストールする方法です。
リポジトリの登録
下記からリポジトリ登録用RPMを取得
http://dev.mysql.com/downloads/repo/yum/
リポジトリを登録する
rpm -ivh mysql57-community-release-el6-7.noarch.rpm
インストール対象リポジトリをenableにする。
不要なリポジトリはdisableにする。
今回はMySQL5.6のリポジトリを有効化します。
/etc/yum.repos.d/mysql-community.repo
# Enable to use MySQL 5.6
[mysql56-community]
name=MySQL 5.6 Community Server
baseurl=http://repo.mysql.com/yum/mysql-5.6-community/el/6/$basearch/
enabled=1 <-ここ
gpgcheck=1
gpgkey=file:///etc/pki/rpm-gpg/RPM-GPG-KEY-mysql
とりあえずyum cleanしておく
yum clean all
MySQLインストール
- バージョン指定しない場合(指定リポジトリの最新版がインストールされる)
yum install mysql-community-server
- バージョン指定したい場合
依存関係で怒られるため、以下をまとめてインストール。
yum install \
mysql-community-client-[version] \
mysql-community-devel-[version] \
mysql-community-libs-[version] \
mysql-community-libs-compat-[version] \
mysql-community-server-[version] \
mysql-community-common-[version]
MySQL起動
キドウ
service mysqld start
初回はmysql db, innodb関連ファイルを作成し、起動する。
MySQL データベースを初期化中:
・
・
・
mysqld を起動中: [ OK ]
作成されるファイルはデフォルトで以下に配置される。
※インストール時に配置される/etc/my.cnf内に指定がある。
ls -l /var/lib/mysql
rootユーザーのパスワード設定
下記コマンド実行後、指示に従い
rootのパスワード設定、不要ユーザー、DB削除を行う
mysql_secure_installation
MySQLに接続する
rootパスワードを指定して接続
mysql -uroot -p
Enter password:
ここからクエリ実行していきます。
mysql>
接続を解除したい場合はexit
mysql> exit
どこに何がインストールされたかの確認
rpm -ql mysql-community-server
rpm -ql mysql-community-client
押さえておきたいインストール先
-
mysql-community-server
/etc/my.cnf 設定ファイル /etc/init.d/mysqld mysqld起動ファイル /user/bin/mysqld_safe mysqld起動ファイル※/etc/init.d/mysqldから呼ばれる /usr/sbin/mysqld mysqldサーバーのバイナリ実行ファイルmy.cnf オプションファイルの使用
mysql.server — MySQL サーバー起動スクリプト
mysqld_safe — MySQL サーバー起動スクリプト
mysqld — MySQL サーバー -
mysql-community-client
/usr/bin/mysql mysqlクライアント /usr/bin/mysqladmin mysql管理用クライアント /usr/bin/mysqldump mysqlバックアップコマンド /usr/bin/mysqlbinlog mysqlバイナリログユーティリティコマンドmysql — MySQL コマンド行ツール
mysqladmin — MySQL サーバーの管理を行うクライアント
mysqldump — データベースバックアッププログラム
mysqlbinlog — バイナリログファイルを処理するためのユーティリティー