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App Store申請に必要な証明書周りの用語について

Last updated at Posted at 2018-11-20

概要

初めてのiOSアプリを開発後、「よしApp Storeにリリースしよう!!」、と言うときに証明書関係で躓いてしまいました。
その時にググっても知らない単語がたくさん出てきて結局何が必要なんだ??、となってしまったので、App Storeへ申請するのに必要なものについて、備忘録としてまとめておきます。

用語一覧

開発者証明書要求(CSR)

名前の通り、Certificates(開発用証明書 or 配布用証明書)をAppleからもらうためのもの。
公開鍵と暗号鍵の鍵ペアを作成(作成方法はこちら)し、公開鍵をAppleに渡しておいて、それで暗号化された証明書をAppleからもらう。
もらった証明書をキーチェーンに保存することで、そのMacで実機ビルドできるようになる。(キーチェーンには暗号鍵もセットで保存されている。暗号鍵をなくすとビルドできなくなる。ので要注意)

Certificates(CER)

いわゆる証明書と呼ばれるもの。
大きく開発用と配布用の2種類に分かれている。
開発・配布元を明らかにするために必要であり、これがないと実機ビルドやAppStoreにリリースできない。
証明書の作り方はこちら。

AppID

アプリを識別するためのもの。バンドルID とも言う。
↓のBundle Identifierの部分
スクリーンショット 2018-11-21 1.17.21.png

DeviceID

UDID(端末を識別する固有のID)。ここに登録されているデバイスでしか実機ビルドできない。
確認方法はこちら

Provisioning Profiles

最終的に使用するものである。
上記での3つの情報をまとめているものである。

  • Certificate(CER)
  • AppID
  • DeviceID

P12ファイル(秘密鍵ファイル)

個人情報交換(.p12)のこと。
秘密鍵をそれと関連する公開鍵証明書とともに保存するために使われるファイルフォーマットのこと。
別のMac環境で開発行うには、証明書+秘密鍵がそれぞれキーチェーンに登録されている必要があるので、別の開発者の環境で開発行う場合、これを渡してあげなければならない。(証明書は公開鍵で暗号化されているので。このP12ファイルで復号化する。)

まとめ

ここまで、App Storeに申請するために最低限必要な単語を説明してきました。
文字ばかりだとわかりにくいので、画像の挿入など随時入れていきます。

参照URL

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