1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

StylezAdvent Calendar 2023

Day 24

Kor - Kubernetes Orphaned Resources Finder を使って利用されてないKubernetesリソースをあぶり出す

Posted at

毎度、ググっても出てこない小ネタを取り扱っております。
本記事は個人的な見解であり、筆者の所属するいかなる団体にも関係ございません。

0. はじめに

Kubernetesを使っていて、リソースのゴミが残ることはありませんか?

  • デプロイしようとして途中で止めたHelmチャート
  • デプロイしたけど動かなくて削除したdeployment
  • 忘れ去られたCRD
  • 使わなくなったJob

こういったお化けリソースを見つけるのが、今回ご紹介するKorです。

yonahd/kor: A Golang Tool to discover unused Kubernetes Resources
https://github.com/yonahd/kor

1. Kor のインストール

インストールはbrewを使ってインストールするのが便利です。

brew install kor

2. 使い方

KUBECONFIGが読める状態にしておいて、

kor all

で現在利用されていない各種リソースが出力されます。

自動的に削除するオプションもあります

kor all --delete

しかし、「ヒャッハー、大掃除だぜー」と上記の --deleteを付けて気軽に実行しない方がいいでしょう。

kor allで出てくるのは殆どが、ConfigMap,Secret,Role,CRD,Jobだと思います。

RoleやCRDは現在使われていなくても使われる可能性がありますし、ConfigMapやSecretもこれらを使うDeploymentがデプロイされるかもしれませんし、たまたまノードが落ちていて利用されていないリソースなのかもしれません。

よって、Korを使う場合にもこんな使われてないリソースがあるのねー、と眺めるぐらいにしておきましょう。もしくは、削除する前にバックアップを取得しましょう。

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?