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k3sでプライベートレジストリー(Private Registry)を使う(containerd編)

Last updated at Posted at 2021-08-03

毎度、ググっても出てこない小ネタを取り扱っております。
本記事は個人的な見解であり、筆者の所属するいかなる団体にも関係ございません。

0. はじめに

K3sクラスターを作るのは、Edge環境が多いですよね(よね?!)
そうなるとインターネットに出ていけない環境だったり、Dockerイメージを入れているのがGitLabのContainer Registryだったりしますよね(よね?!)。

そういうK3sクラスター向けにPrivate RegistryをK3sクラスターで利用できるようにする方法をご紹介します。

1. 前提

K3sバージョン: v1.19.12+k3s1
Container Runtime: containerd(k3sデフォルトのruntime)(※)
(※注:Container Runtimeがdockerdの場合には以下の方法では設定できません)

2. Rancherのドキュメントに沿って設定する

ドキュメントのURLは以下の通りです。
https://rancher.com/docs/k3s/latest/en/installation/private-registry/

詳細に書かれているので注釈のしようもないのですが、今回はコンテナーレジストリーがGitLab.comでしたので以下のように記載しました。

/etc/rancher/k3s/registries.yaml
mirrors:
  docker.io:
    endpoint:
      - "https://registry.gitlab.com"
configs:
  "registry.gitlab.com":
    auth:
      username: user@example.jp
      password: XXXXXXXXXXXXXXXXXX

このファイルを/etc/rancher/k3s/registries.yamlに保存します。

sudo cp ./registries.yaml /etc/rancher/k3s/registries.yaml

3. k3sの再起動

registries.yamlファイルは、k3sが起動したときにしか読み込まれません。
なので、K3sの再起動が必要です。statusで起動したかも確認しておきましょう。

sudo systemctl restart k3s
sudo systemctl status k3s

4. プライベートレジストリーが設定された確認する

設定されたかsudo k3s crictl infoコマンドで確認します。

$ sudo k3s crictl info

以下のような設定が入っていればOKです。

    "registry": {
      "mirrors": {
        "docker.io": {
          "endpoint": [
            "https://registry.gitlab.com"
          ],
          "rewrite": null
        }
      },
      "configs": {
        "registry.gitlab.com": {
          "auth": {
            "username": "user@example.jp",
            "password": "XXXXXXXXXXXXXXXXXX",
            "auth": "",
            "identitytoken": ""
          },
          "tls": null
        }
      },

5. 参考

以下の情報を参考にさせていただきました。

ローカルのDocker Registoryをk3sで構築したKubernetesで利用する方法 - 仮想化通信
https://tech.virtualtech.jp/entry/2019/10/11/152522

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