CYD(Cheap Yellow Display)というのは、ESP32マイクロコントローラーとタッチスクリーン付きカラー液晶が一体になった、非常に安価で人気の電子工作向け開発ボードです。CYD でググるとたくさん出てきますが、私はアリエクで探していたら、送料込みで千円以下(800円台)というのがあったので、購入してみました。アリエクでしたが、1週間足らずで届き、早くなったと思いました。
安くてもちゃんと動く
あまりに安かったので、どんなものが来るかと心配していましたが、ちゃんとした製品が届きました。

恐る恐る付属のケーブルでUSB電源に接続すると、デモプログラムが動作し、付属のタッチペンで画面を操作することもできた。一安心。
使ってみる
付属のマニュアルには、英文の他フランス語などはあるが、日本語、中国語は記載がなく、ハングルだけがあったのは、ちょっと残念。
ともあれ、英語の部分の下にあるURL(https://pan.jczn1688.com/1#/ )にアクセスし、「ESP32 module」の中から、「2.8inch_ESP32-2432S028R.rar」をダウンロード、解凍しておいた。(ダウンロードには時間がかかる)
このファイルには Arduino 環境での使い方や、サンプルスケッチのほか、ツールなども入っている。
フライトレーダーを作った
私の過去の投稿にあるような、フライトレーダーを表示させてみた。
ディスプレイが 2.8インチ(240x320)と大きいので、右側に航空機情報を表示している。
また、タッチディスプレイなので、画面タッチで表示範囲を 10→25→50→100 km と順に切り替わるようにした。

卓上時計も作った
フライトレーダーは他にもあるし、Flighitrader24 のコントリビュータでもあるので、あまり必要性もないということで、実用的なデスクトップの時計を作ってみた。
日付と時刻の他、月齢と今後5日間の天気予報(最低気温、最高気温含み)も表示するようにした。

省エネのため、タッチして明るさを変えられるようにした。(通常、暗い、消灯)
CYDについて
冒頭にも記載したが、CYD(Cheap Yellow Display)というのは、ESP32マイクロコントローラーと、2.8インチ(240 x 320ピクセル)のタッチスクリーン付きカラー液晶が一体になったもので、基板には他に次のようなものが付いている。
- 照度センサー(フォトレジスター) 表面
- SDカードスロット 裏面
- RGB LED 裏面
- RGBコネクター
- 電源コネクター(外部電源接続用、RX, TXも)
良い点
なんと言っても価格が安い。
ESP32、2.8インチタッチスクリーン付きディスプレイを、それぞれ単体で購入すると、送料込みで、それぞれが千円くらいする。
その他に、一つの基盤に上記の部品や端子がついている。
価格面の他に、一体化しているので配線が不要だという点も大きい。
ブレッドボードとジャンパ線での配線やハンダ付けなどの手間が不要なのも嬉しいし、ケースを自作する場合も単品なので簡単だ。
注意事項
ネットを見ていると、業者によっては ESP-32 が別物だったり、技適マーク無しのものだったということがあるようなので、注意する必要があります。
購入時はあくまでも自己責任で。
ソースコードの公開
上に記載した二つのプログラムは、Github で公開しました。
どちらも、Visual Studio Code + PlatformIO の環境用です。
フライトレーダー
卓上時計(天気予報・月齢)
まとめ
二つのアプリを作ってみて、CYD の良さを感じました。
すでにたくさんの方々が、色々なものを作っていると思いますので、ご指摘、ご意見、関連情報などありましたら、コメントなどいただければ幸いです。