2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

Amazon Q DeveloperでTerraform開発を高速化!基本的な使い方と活用例

2
Last updated at Posted at 2026-04-06

Amazon Q DeveloperでTerraform開発を高速化!

① はじめに

背景

クラウド構築において、IaCツールのTerraformは便利ですが、HCLの構文や各リソースのパラメータを調べるのが大変です。特に普段からTerraformを使っていない方やそうでなくとも、初めて構築するリソースなどは構文やパラメータを調べること自体が負担となると思います。

目的

Amazon Q Developerを使って、どれだけ直感的かつ正確にTerraformコードを生成できるか検証し、実際の開発作業に適用してみました。

Amazon Q Developer とは

AWSが提供する開発者向けの生成AIサービスです。
自然言語での対話が可能でコード生成やコード説明などのコーディングサポート、デプロイエラー発生時の原因追及やコード修正なども実行できます。

② 環境準備

使用したPC(クライアント端末)について

スペックは以下の通りです。
 OS:Windows11 Enterprise 24H2
 IDE:Visual Studio Code 1.108.0

Amazon Qのインストール

今回のケースでは、VS Codeにインストールして使用しました。

1.VS Codeを起動後に、[拡張機能]のタブを選択し、Amazon Qを検索します
001.gif

2.Amazon Qを選択して、「発行元を信頼してインストールする」を押下します
002.gif

3.インストール完了後に左端のアクティビティバーにAmazon Qのロゴマークが表示されるので、押下します。
003-2.gif

4.今回のケースでは、Amazon QへはPersonal Account(無償版のBuild ID)を使ってサインインを行います。
※ Build IDを持っていない方は事前に用意しておきましょう。
004.gif

5.外部のWebサイトを開く旨のメッセージが表示されますので、「開く」を押下します
005.gif

6.Build IDでのログインに必要なEメールアドレス、パスワードを入力します
※設定や環境によっては、パスワード入力の代わりにメールに届く認証コード(OTP)やリンク(マジックリンク)による本人確認を行い、パスワード入力が発生しない場合がありますので、ご注意下さい。
006.gif

7.登録しているEメールアドレスに検証コードが送信されるので、入力し「続行」を押下します。
008.gif

8.アクセス許可の確認ページが表示されるので、「アクセスを許可」を押下します
010.gif

9.Request Approvedが表示されていることを確認します
012.gif

10.VS Code上でAmazon Q のchatが表示されていることを確認して完了となります
011.gif

③ Amazon Qによるコード生成

コメント生成

コードのたたき台を作成する時は事前に用意したプロンプトをCHATに貼り付けています。
以下はIPアドレスを固定させるためにNLBを構築する内容です。
NLBプロンプト.gif

Amazon Qが作成したコードを確認します。修正前後の比較ができます。
NLBソース作成.gif

チャットでの対話

プロンプトに情報が不足していたり、書き方があいまいだとAmazon Qは意図した通りにコーディングしてくれません。
以下は開発環境用にNLBを構築したはずが本番環境用ファイルにコーディングしていたので、チャットで修正を依頼します。
修正依頼.gif
修正内容を参照して、問題ないことが確認できました
修正ソース確認.gif

エラー発生時のデバッグ

エラー発生時の原因究明、対応案の提示にも役立ちます。
エラーメッセージを貼り付けて、何のエラーか確認します。
エラー内容確認.gif

原因と対応策を提案してくれます。このケースではセッション切れが発生したようです。
VSCodeを再起動して、AWSに再接続することで問題解決しました。
エラー原因と対応策.gif

④ 検証結果と注意点

良かった点

●コードのたたき台を簡単に作成できる。
初めて構築するリソースでも、日本語で要件を伝えるだけでコーディング案を生成してくれます。ゼロからドキュメントを読む手間が省け、開発の初動が大幅にスピードアップしました。

●エラー発生時の的確なサポート
terraform plan、applyの実行時の複雑なエラーメッセージを読み込ませることで、的確な原因究明と対応案を提示してくれます。納期まで時間がない時、トラブル対応時など焦りがちな時にも24時間相談できるパートナーとして非常に心強い存在です。

苦労した点、注意点

●既存コードの流用、環境複製にはあまり向かない
例えば、開発環境のコードを本番用に流用して詳細を調整するといったケースにはあまり向かないかもしれません。要件を明確に伝えないと、プロンプトの書き方に起因する予期せぬ挙動(コードの大幅な書き換え)を行うことがあります。指示出しに時間をかけるよりも、手動で修正した方が確実で早いと感じました。

●最低限の知識とリファレンスの併用が必要
不十分なプロンプトを与えると「デプロイできるが要件と照らし合わせて不適切な設定」が含まれる可能性もあります。生成されたコードの正誤を判断するためには、公式リファレンスの確認や経験者によるコードレビューなど、人間による最終チェックが必要になります。

⑤まとめ

今回の検証を通じて、Amazon Q DeveloperはTerraform開発における「はじめの一歩」と「困った時のお助けツール」として有効であることがわかりました。

Amazon Q Developerを活かすには

1.「コードのたたき台を作る」作業に活用する:初めて作るリソースのひな形作成に使用する
2.「デバッグのサポート対応」として活用する:エラー解消のヒントを得るために使用する
3.過信せず、検証する:Amazon Qにより生成されたコードを公式ドキュメントなどと照らし合わせる

Amazon Q に全てを任せるのではなく、「コードのたたき台作成とデバッグのサポート」として適切に使用することでTerraform開発の生産性は確実に向上すると思います。
本記事が、これからAmazon Q Developerを導入しようと考えている方の参考になれば幸いです。

We Are Hiring!

2
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
2
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?