はじめに
先日、お客様とお話させていただいた際、「どのRHELサーバに、どのサブスクリプションがアタッチされていて、いつサブスクリプションの更新があるのか分からない」というご質問をいただきました。
その際、本記事の方法をご紹介したところ、お客様の課題を解決できたとのことでしたので、今回はカスタマーポータルを使ったRHELサブスクリプションの管理方法をご紹介させていただきます。
カスタマーポータルアカウントの作成方法はこちらに記載がございます。
目次
1.サーバにアタッチされているサブスクリプション情報の取得
2.カスタマーポータルにてサブスクリプション情報の編集
1. サーバにアタッチされているサブスクリプション情報の取得
RHELサーバにて以下のコマンドを実行し、アタッチされているサブスクリプションの情報等を確認します。
# subscription-manager identity
2. カスタマーポータルにてサブスクリプション情報の編集
まずはじめに、Red Hatカスタマーポータルにアクセスします。
フィルターに1で取得した「システムID」を入力します。(赤枠)
すると1のサーバにアタッチされているサブスクリプションが表示されますので、名前の部分をクリックします。(青枠)
サブスクリプションの詳細情報が表示されますので、名前の横の鉛筆アイコンをクリックします。
名前を変更します。(青枠)
※社内で管理しているサーバの番号やIPアドレスなど社内でサーバを一意に識別できるものが良いと思います。
名前を変更したら、チェックアイコンをクリックします。(赤枠)
名前が変更され、どのサブスクリプションがどのサーバにアタッチされているのか識別できるようになります。
以上となります。