時系列のデータ推移を見ている時に、最大値や平均値ってどのぐらいなんだろう?という時があると思います。その際にリファレンスラインというものを設定することで、データをわかりやすくすることができます。
今回は、Lookerでのリファレンスラインの設定手順を紹介します。
リファレンスラインの設定後イメージ
上図のようにリファレンスラインを活用することで、グラフの対象期間での最大値、平均値、最小値などを任意に設定することができます。対象期間を変更すれば自動でそれぞれの値を算出して、描画してくるためとても便利です。
設定手順
・LookerのEDITモードで、VISUALIZATIONのEDITを選択
・Yタブの下の方にあるMARKINGSのAdd Reference Lineを選択

・Reference Lineの設定が表示される為、以下のように選択し最大値の表示用情報を入力する
・Type:Line
・Value:Maximum
・Label:最大 {{max}}円

・またAdd Reference Lineを選択し、平均値を設定
・Type:Line
・Value:Average (Mean)
・Label:平均 {{mean}}円

・次もAdd Reference Lineを選択し、最小値を設定
・Type:Line
・Value:Minimum
・Label:最小 {{min}}円

これで時系列グラフ上の対象期間の最大値、平均値、最小値が常に可視化される状態になりました。
まとめ
普段から業務上の数値情報を可視化して確認できるのがBIツールのメリットですが、リファレンスラインを利用することで、さらに情報の収集速度が上がると思います。後は単純になんか見た目がかっこよくなる(気がする)。客先にデータを見せてプレゼンする場合でもなんかかっこいい!という方が凄そうに見えたりする。(かもしれない)
