Windowsでドライブ文字がD→Eに変わった時の戻し方
このメモ書きは、Dドライブが勝手にEドライブになった際にDへ戻した手順のメモ。
症状
- 普段Dだったドライブが、ある日Eで表示されている
- エクスプローラーのドライブ文字が入れ替わっている
- 原因はたいてい、USBメモリ・SDカード・外付けHDD・光学ドライブを挿した状態で起動し、先にDを取られたことにある
環境
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| OS | Windows 10 / 11 |
| 権限 | 管理者アカウント |
| 対象 | システムドライブ(C)以外 |
手順(GUI)
ディスクの管理から変更する
-
Win + X→「ディスクの管理」を開く - 現在Eになっているドライブを右クリック →「ドライブ文字とパスの変更」
- 「変更」を押し、割り当てを「D」にして OK
- 警告が出たら内容を確認して「はい」
Dが他のデバイスに使われている場合、手順3でDが選択肢に出てこない。先にDを使っているデバイスを別の文字(Zなど)へ退避し、その後に本命をDへ変更する流れになる。
手順(コマンド)
diskpartで変更する
diskpart
list volume
select volume 3
assign letter=D
exit
-
list volumeで対象ボリュームの番号を確認する -
select volumeの番号は環境ごとに異なる。表示された番号を使う - すでに文字が割り当て済みなら、先に
remove letter=Eが必要になる
PowerShellで変更する
管理者権限のPowerShellで実行する。
Get-Volume
Set-Partition -DriveLetter E -NewDriveLetter D
Get-Volume で現状のドライブ文字とラベルを一覧できる。
注意点
- システムドライブ(C)の文字は変更できない。変更するとOSやアプリが起動しなくなるおそれがある
- 変更前に、対象ドライブを使用中のアプリを閉じておく。使用中だと警告が出る、もしくは変更に失敗する
- アプリのインストール先、ショートカット、ライブラリ設定などでドライブ文字を直接指定しているものは、文字が変わるとパスが切れる。Dへ戻せば元通りに動く
- ネットワークドライブも文字を消費している。Dが埋まっている原因がネットワークドライブの場合もある
- 変更は再起動後も保持される
補足テクニック
再発を防ぐ
- 起動時はUSBメモリやSDカードを挿さない。挿したまま起動すると文字を先取りされやすい
- 一度割り当て直したドライブ文字はWindowsが記憶する。次回以降は安定しやすい
- 外付け機器側に、Dから離れた文字(Zに近い側)を固定で割り当てておくと衝突しにくい
Windows 11の設定アプリからも変更できる
「設定」→「システム」→「ストレージ」→「ディスクとボリューム」→ 対象ボリュームの「プロパティ」→「ドライブ文字の変更」の順で進む。ディスクの管理を開かなくても済む。
文字が選べない時の確認
| 状況 | 確認する場所 |
|---|---|
| Dが選択肢にない | ディスクの管理でDを使っているデバイスを探す |
| 変更ボタンが押せない | 対象がシステム領域や回復領域でないか確認する |
| 変更後にアプリが動かない | アプリ側のパス設定を確認する |
まとめ
| 論点 | 結論 |
|---|---|
| 原因 | USBやSDカードなどに先にDを取られた |
| 戻し方 | ディスクの管理でドライブ文字を変更する |
| Dが埋まっている時 | 先客を別の文字へ退避してから変更する |
| コマンドでやる場合 | diskpartまたはPowerShellのSet-Partitionを使う |
| 変更できないもの | システムドライブ(C) |
| 再発防止 | 起動時に外部ストレージを挿さない |
あとがき
ドライブ文字の入れ替わりは、外部ストレージを挿したまま起動しただけで起こる。今回はDを取り戻すだけで済んだが、アプリのパスがドライブ文字に依存している環境では、気づかないうちに動作不良になる場合がある。文字の割り当てが変わったと気づいたら、早めに戻しておく。