この記事では普段自分がシェル上でどんなコマンドをどれくらい打っているかを集計する方法を紹介します。
プログラマたるもの手でコマンドを打つときのタイプ数はできるだけ減らしたいものですが「まず敵を知れ」ということで、さっそく見て行きましょう。
よく使うコマンドを集計する
このようなワンライナーを使います。
history | awk '{ print $2 }' | sort | uniq -c | awk '$1>1' | sort -r | head
すると、下記のように標準出力に表示されます。
stdout
1874 g
572 ls
485 git
466 ssh
231 vim
210 cd
210 rsync
だいたいの人は git
や cd
, ls
あたりのコマンドが上位になったんじゃないかと思います。
「うわっ…私の cd
多すぎ…?」と思った方は、
-
cd
で頑張らずに jump コマンド で一気に移動する
などで、タイプ数を減らしてみるとよいかもしれません。
git のサブコマンドを集計する
git
は超頻出だったのでサブコマンドも確認することにしましょう1。
history | awk '{ $1="";print }' | awk '$1=="g" || $1=="git" { print $2 }' | sort | uniq -c | awk '$1>1' | sort -r
stdout
724 s
424 d
299 ci
169 l
139 add
131 push
71 stash
# 以下略
このように集計結果が表示されるかと思います。
Gitコマンドをできるだけ打たないようにするには次のようなアプローチが考えられます。
- gitconfig に alias を設定 してみる
- IDEなどのGUIを使う
それでは
よければコメント欄で集計結果をさらしてみてください。
Have fun!
-
筆者の使っている oh-my-zsh デフォルトの
g
alias も考慮してあります ↩