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【LT振り返り】Google Cloud上の.NETでA2A環境を構築できる説

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はじめに

この記事では.NETと2025年4月に発表されたA2Aとの関係性について説明します。
内容としては過去の登壇内容の解説です。

まずは昨今の.NETの話題を取り上げつつ、Google CloudとAIの話を取り扱います。

そして、AgenttoAgentプロトコル(以下、本文ではA2A)について.NETとの関係性を説明し、A2Aと.NETの組み合わせがGoogle Cloudでどのように動くのかについて見解を述べたいと思います。

.NETがついに10に到達!

2025年11月に.NETが遂に.NET10に到達!devblogsでも多くのアップデートが扱われ、紹介されました。.NET Confも大きな賑わいを見せました。

※なお、.NET10のパフォーマンス改善については以下のスライドを参照してください。

引用:.NET Conf 2025 Tokyo Osaka Fukuoka

そんな.NETですが、実行する時はどんな環境が適しているのでしょうか。
.NETあるいはC#という言語は特定のクラウドにバインドされた言語ではありません。
ランタイムがあれば、どこでも動作します。

.NETを実行する基盤としてGoogle Cloudを使うと?

ランタイムがあれば、どこでも動くということでGeminiやGemma、そしてA2Aといったものを提供しているGoogle Cloudで.NETを扱えば、.NETのエコシステムとGoogle Cloudのエコシステムが合体します。

つまりはGeminiを活用した.NETアプリケーションも実現できますが、実はGoogle Cloudで利用できるGeminiを扱う場合は昨今話題のGoogle Gen AI SDKでPythonを扱う必要がありました。

なお、A2Aはa2a-dotnetというプロジェクトがあるため、A2Aの制御は.NET可能です。
※Microsoft Agent Frameworkでも良いでしょう

参考:a2aproject/a2a-dotnet

.NET版Google Gen AI SDKの登場

これまでGoogle CloudのGen AI SDKと言えば、Pythonでしたが今年の10月末に.NET版のGen AI SDKが登場しました。

Google Gen AI .NET SDK のご紹介

SDKが.NETで登場したことによって、Google Cloud上で.NETによるGen AIアプリケーションの可能性が浮上しました。

本題:Google Cloud上の.NETでA2A環境を構築できる説

A2Aプロジェクトには.NET、Gen AI SDKにも.NETということで
「Google Cloud上の.NETでA2A環境を構築できる」という説が浮上しました。

ランタイムはマネージドではないにしてもカスタムでGoogle Cloud上に配置できます。
しかし、A2Aを使ったアプリケーションをホストするためのインフラはどのようなものが良いのでしょうか。

そもそもA2Aってなんだっけ?

A2Aというのは簡単に説明すると「エージェント同士を繋ぐプロトコル」です。
MCPがユーザーとAIエージェントを繋ぐプロトコルであることに対して、A2Aはエージェント同士を接続します。

image.png

また、A2AおよびAIエージェントを活用するためのAgent Development Kit(ADK)も存在します。
ADKについては別の記事、動画で説明していますので以下のリンクをご参照ください。

ランタイムとSDKが揃ったところでA2Aはどんな環境で動作するのでしょうか。

A2Aが活きるインフラを考える

ではこのA2Aを動かすためのインフラはどのようなものになるのかというところ考えていきたいと思いますが、結論から先に説明するとA2Aは以下の特徴を持ったインフラで活きてくると思います。

  • マイクロサービス
  • すぐに交換可能なコンテナ環境
  • 自律するための/自立させるための宣言型のインフラ

つまりはどういうことかいうと
マネージドされたコンテナ環境にオーケストレーターを作成して制御するかあるいはKubernetesを基本とした環境を構築することが考えられます。

特定の塊同士、エージェント同士が通信することからサービスメッシュの構造も想定できます。

Google Cloudで実現するには

A2Aの特徴を最大限に活用するためのインフラをサービスベースで考えるとやはりコンテナが基本となるかなと思います。幸いにもGoogle Cloudのサービスはそのほとんどがコンテナを活用したサービスが多いため、さまざまな方法が考えられます。具体的には以下の通りです。

  • GKEを使ってコンテナをPod単位で起動し、AIエージェントをPodで管理する
  • Cloud Runのサービス単位でコンテナを起動してAIエージェントをサービス単位で管理する

またマネージドサービスが多いため、あまり選択肢には入らないと思いますが、Compute EngineでAIエージェントを起動する方法もあると思います。

とはいえ、VMを起動してエージェントを利用すると不要なときも課金が発生してしまうところやVMの管理が必要になってきます。

まとめ

今回は新しく登場した.NET10と今年登場したA2Aについてチェックしました。
また、.NET版のGoogle Gen AI SDKが登場したことに触れ、.NETエコシステムを使ったA2A環境がGoogle Cloudのどのようなインフラ上で動作するのかを考えてみました。

今回の話の続きは年始の.NETラボ2026年1月で話しますのでご興味のある方は参加登録していただけますと幸いです。

.NETラボ 勉強会 2026年1月

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