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先日、社内で実施していたリーダブルコード勉強会を完遂しました!
そこで、この勉強会の内容や、企画・実施してみた感想を書き留めようと思います。

学習教材

リーダブルコード より良いコードを書くためのシンプルで実践的なテクニック
リーダブルコード 英語版PDF

勉強会のテーマとしてこの本を選択した、というよりは、業務で読みやすいコードを書けるようになりたい、という思いを持つ人が複数いたので、それなら勉強会という形にして一緒に学ぼう、という流れで勉強会の実施が決まりました。

進め方

  1. 勉強会の事前準備として、各自2章分を読み進め、各章のキーワードやその意味、自分の考えをMiroボード上のふせんに記載しておきます。
  2. 週一で設定された30分の共有・議論の時間枠内で、各自がふせんに基づき自分の意見や感想を発表します。その後、お互いの発表内容に対して質問・コメントしたり、業務にどのように活かせるかを具体的に議論したりします。

勉強会に使用したMiroボード

このような進め方になった背景は次の通りです。

まず、この勉強会をいつまでに完了したいかを話し合い、勉強会の期間を2ヶ月に設定しました。リーダブルコードは15章から構成されるので、一週間に2章のペースで進めることとしました。

次に、開催形式を決めるにあたり、以下の記事を参考に議論しました。事前準備の負担が重すぎると継続が大変になります。一方で、事前準備なしで集まってから読書をするのでは、複数人で集まる意味が薄れてしまいます。そこで、以下の記事のダイアログ・リーディング型を採用し、先述のような進め方としました。この進め方では、事前準備にかかる時間は一週間あたり1~1.5時間程度と、程良い分量だったと感じています。

最初は3人で始まった勉強会でしたが、次第に人数が増え、最終的には7人ほど参加することもありました。人数が増えてからは発表する章を分担することにより、議論の時間が個人の発表時間によって削られすぎないように注意しました。

感想

本勉強会を通して、リーダブルコードとは何かを把握できただけでなく、勉強会の企画および実施という経験も得ることができました。今回の開催形態において、特に良かったと感じた点を3つ紹介します。

  1. 互いの着目点や考えを聞くことで、自分が気にとめていなかった箇所に改めて考えを巡らせることができ、単に一人で読むよりも理解が深まりました。

  2. 事前準備が間に合わなくても、週一の勉強会に参加するだけで学びが得られるようになっていました。各章の感想だけでなく、キーワードとその意味も含めて共有したことで、各章の要点をおさえることができるようになっていました。

  3. 各章が独立しているという書籍の特徴もあり、途中から参加したり、業務都合で一部欠席したりする人にとって、参加のハードルを低くすることができました。

今後は、勉強会で学んだことをコーディングの際に活かしていきたいと思います。また、新たな勉強会にも挑戦したいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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