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【M1】MacにUiPathを入れてみた

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まとめ

RPAでメジャーなUiPathは、MacOSに対応していない…
でもM1 MacでUiPathを使いたい!
→Parallels DesktopでWindowsを動かせばいけました!

※2021年5月22日現在、最初は何も買う必要はありません。
※Parallels Desktop有償版の購入は、25%オフの6月20日あたりがオススメです。

使ったもの

###ハード・環境

  • MacBook Air (M1, 2020, macOS Big Sur 11.3)

###アプリ・ソフト

  • Parallels Desktop for Mac 16(Mac上で仮想OS環境を動かすアプリ)
  • Windows 10 Client ARM64 Insider Preview
    (Microsoftから配布されている、ARMベース(M1 Mac対応)のWindows 10 試用品)
  • UiPath Studio 2021.4.3 Community License

#方法
ざっくり、
①UiPathの会員登録
②Windowsの導入(ちょっと大変)
③仮想WindowsへUiPathの導入
という3段階です。
###①UiPathの会員登録

  1. トップページの「トライアル開始」を押します。

    https://www.uipath.com/ja/
    スクリーンショット 2021-05-22 15.01.59.png

  2. 「メールアドレスで登録」、必要事項を入れて登録します。
    スクリーンショット 2021-05-22 15.04.05.png
    スクリーンショット 2021-05-22 15.04.15.png

  3. 登録メールで「メールアドレスを確認」
    スクリーンショット 2021-05-22 15.06.15.png

  4. UiPath Automation Cloudのページが開くので、
    Download StudioボタンからUiPathStudioSetup.exeをダウンロードして、Macのデスクトップに置いておきます。
    テキストボックス.png

②-1:Parallels Desktopのインストール

  1. このページの「無料トライアル版」からParallelsのインストーラをダウンロードします。
    https://www.parallels.com/jp
  2. インストーラに従って、MacにParallelsをインストールします。
  3. Parallels Desktopを起動し、ポチポチ初期設定、この画面まで来ます。
代替テキスト

###②-2:Windows 10のダウンロード

  1. 以下のページの「登録」ボタンからMicrosoft Insider Programに登録します。
    https://insider.windows.com/ja-jp/?omkt=ja-jp
    スクリーンショット 2021-05-22 12.09.00.png

  2. 以下のページでサインインし、遷移先ページで
    「Windows 10 Client ARM64 Insider Preview - Build xxxxx」ボタンから
    Windows 10のVHDXファイルをダウンロードします。
    (サイズは約10GB、30分くらいかかりました。)
    https://www.microsoft.com/en-us/software-download/windowsinsiderpreviewARM64
    スクリーンショット 2021-05-22 12.11.26.png
    スクリーンショット 2021-05-22 12.12.06.png

###②-3:Parallels DesktopでVHDXファイルを起動

  1. Parallels Desktopで先ほどの画面に、ダウンロードしたVHDXファイルをドラッグ&ドロップし、用途や名前を決め、作成を押します。
    スクリーンショット 2021-05-22 12.28.22.png
    スクリーンショット 2021-05-22 12.31.44.png
    スクリーンショット 2021-05-22 12.31.51.png
    スクリーンショット 2021-05-22 12.32.10.png

  2. Getting ready…等、色々画面が切り替わりながら、5分ほど読み込み待ちすると、Windowsが無事開きます。
    スクリーンショット 2021-05-22 12.33.11.png

  3. Parallelsの会員登録画面が出てくるので、メール・名前・パスワードを登録します。
    スクリーンショット 2021-05-22 12.39.00.png

  4. Mac上で仮想Windowsが使えるようになりました。
    スクリーンショット 2021-05-22 12.46.51.png

③仮想WindowsにUiPathのインストール

  1. Windowsのデスクトップ上に、先ほどMacのデスクトップで置いたUiPathStudioSetup.exeがあるので、起動します。
    スクリーンショット 2021-05-22 16.05.54.png
  2. 「Sign in」、起動には「Microsoft Edge」を選択します。
    スクリーンショット 2021-05-22 13.07.34.png
    スクリーンショット 2021-05-22 13.09.51.png
  3. Edgeが開くので、「Continue with E-mail」を選びます。
    スクリーンショット 2021-05-22 13.10.09.png
  4. Choose a Profileでは、UiPath Studioがオススメです。UiPath Studioは汎用的な構築、StudioXはノンコーディング重視の構築に向いています。
    スクリーンショット 2021-05-22 13.10.57.png
  5. Profileを選択すると、晴れてUiPathを使えるようになります。Settingで日本語に設定できます。
    スクリーンショット 2021-05-22 13.11.32.png
  6. この通り動作確認できました。RPAで自動化を進めていきましょう!
    スクリーンショット 2021-05-22 15.30.28.png

##注意

  • Parallels Desktopは、無料トライアルが14日間です。その後はロックされ、アクティベーションが必要になります。(買い切り9818円、サブスク月額695円。毎年6月20日あたりに、25%オフのキャンペーンをやっているみたいです。)
  • Windows Insider Programは試用版につき、定期的・強制的に更新が必要のようです。
  • 仮想環境構築ソフトのVirtualboxは、M1 Macには非対応です。(2021年5月22日現在)

##参考記事

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