まえふり
もう年末が近いですね。
1999年の大みそかから2000年になった時に将来の不安よりドキドキ感が強かったもんですがもうあれから20年近く時間が過ぎてしまったんですねー。
AIやらマネージドサービスやらで、がしがしプラットフォーマーが世の中をひっぱってってくれているんですが、
- 「[XXX ] [検索] (カチッ)」とかいうCMに出てくるやつ
- (ラジオで)「番組へのお便りはなんちゃらアットマークにメールください」
こういうのいい加減めんどくさいUXなんでやめたら良いと思うんです。20年前のURL一字一句手打ちとどう違うのかと。
どんなに短くなっても復活の呪文を打つのが変わらないならおんなじかと。
ITリテラシー問題とするのであれば音声認識、言語処理がリテラシーが低い人にも使い易く人気ですが
スマートスピーカーのウェイクワードって恥ずかしい。日本人が消極的なんじゃなくて普通にヘンに見える。
言霊とか人形供養とかセンシティブに魂を扱って来た遺伝子がそう思わせてるんじゃないか。(因果推論)
QRもスマホだしてアプリさがしてうごかしてQRコードにかざしてURLクリックしてとスマートなようなそうじゃないような。
デバイス同士で会話してくれ!人間巻き込むな!
音でデータを送る
ちょっと前にChripというのを紹介している記事があって、
面白かったので使ってみたが各種SDKとか組み込めるネタがバッチシあるのに内部でAPIトークン持ってるので
タダだけど提供側に見られちゃってる感があるのでもっと、きさくに使えるの無いかなーって探したら、あったQuiet.js。
Quiet.js Transmit and receive data in the browser at 44.1kHz
ただこれブラウザでjavascript呼び込む仕組みにべったり依存しているので汎用的には動かない。
よって魔改造開始
Google Extension 要は音でブラウザに入力できる
※quiet.jsのライセンスがよく分からないので同梱していません。同じフォルダにquiet.js、quiet-emscripten.js、quiet-emscripten.js.memを置いてあげれば動きます。
複数台PCでエージェント立ち上げてスピーカーで流せばオーケストラ・オーケストレーション(???)だな、これ!
あとこの技術が楽しいのは不可聴領域を使えるので、そこにノイズにならないような音であれば同時に流してもOK!つまり、
- CMにまぜてしまえばスマホワンポチで特設サイトまで誘導
- 電車内で流せば車内放送の聞き逃し、満員電車でトレインチャンネルが見れないが解消
- 社歌にデータ混ぜて打刻とかすればいい。
普通社歌って絶滅危惧種だからこのアイディア無し
こういう使い方もできるわけで相当可能性があると思われます。
というわけでバンバン使うといいよ!
あ、録音&輻輳されたら死亡です。
愚痴
スマホからキックしたくてcordovaに組み込むのトライしましたが、
もともとのJSコードをそれ作者にどうなのよ?というレベル改造しまくらないと動かないみたいなのでやめました。
今からKotlinや、React Native学習してよしんば動いたとしても1Qくらいかかっちゃう気がするのに、
スマホ自体にhttpd入れてループバックでブラウザから開くと余裕で動くのにアプリだと動かないとかブラウザの利便性異常だと思った。
同じことするだけなのにイチから勉強するモチベーションが。。
なんとか突破したかったけど参考に録音系のアプリ探してみても、ただ、外部のサイトをブラウザで開くだけのアプリばっか出てきてうんざりしたところで打ち止め。
※ブラウザで開くとThe AudioContext was not allowed to start. とか諸問題も回避できる。