前提として僕は古い人間なので、その染みついた感覚から、という話です
最近ふと思ったのは
以前、ターミナル画面は”黒画面”として恐れられ、社内の非エンジニア職はその存在すら知らないという隠しモードみたいな時期があった。
今やコーディング中の画面だったり、各所でターミナルが投影されるため、その存在を知っている人は増えている。
しかし、僕は過去のターミナル画面での体験と、今のターミナル画面での体験で大きく差があると思っている。
それは待ち時間や、再確認が当たり前になってきている、ということ
老害の意見として
MS-DOSや、Unix(X-Window等は一旦のぞいて)を触ってきた身として、ターミナル画面の操作の体感はとても良かった
正しい入力には欲しい出力、または無応答(ここがめっちゃ好き!)で返す、エラーの時はエラーを返す、という動作仕様のシンプルさ
Windows時代になって、うまくいった時に[OK]ボタンが出てくるのが長い間慣れなかった。前述の通りの体験に慣れていて必要とは思えなかったので。
そして現在メガクラウドや、AIを使うサービスは動作待ちがあって、その影響で再確認が必須になってきている
で、結論として
必ず確認が必要なのであればコマンドはワンセットにしたい。けれど、そうなると待ち時間が発生してしまい、その間何も出来なくなる。
しかも、どのくらい待つのかも曖昧で、ドキュメント等には目安が書いてはあるものの、余分に待ってしまったケースがとても多いと思われる。
(余談だけど、ちょっと前にAIの処理完了時にアラートを鳴らして即気づけるようにするというテクが広まった。これは太古のカーネルコンパイル等の長時間かかるバッチ処理実行時にやっていたテクそのものである)
予想でき、必ず、繰り返し行われる処理をSREはトイルとして扱う。そしてトイルはソフトウェアで必ず解決できる。
で、出来たものがこれ
どんなもの?
要は分割ターミナルで、上の画面で仕込んでおいたコマンドを実行して状態監視しつつ、下の画面でオペレーションする、というツール
ポップアップメニュー(Ctrl+P)でモニターのオンオフや、モニター定義の削除、コンフィグへの書き出しもできる
動的にコンフィグを追加する事も出来る(勿論、その後ポップアップ画面での編集も可能)
はい、はーーーーい!ターミナル二個開けば良いだけー車輪の再発明確定ーー解散!!
ま、おっしゃる通りで、そうなんだけど、それ以前に画面分割できるターミナルもあるのでそれでも出来る内容ではあります
けど、もちょっと特化したものがあっても良くない?って思ったフシでして
二個開いたとして、確認コマンドをノールックで打つことはなくて、ググったりAIに聞いたりすると思います
その検索もコンフィグでファイル共有しておけば確認の観点と周期みたいなのも揃えられると思いますし、そういうのって何かしらのトラブル事後対策の振り返りでポストモーテムに使うとしても有効なものと考えます
(余談2として、8画面で8サーバーを同時オペレーションするために、もう8画面ログ開いてモニタもするみたいな時、一画面に収まって欲しいと思ったことありません?僕はあります)
あと複数コマンドを順繰りに流して抽出できるのもミソで、tail -f /var/log/messageだけで一画面使っちゃうでしょ?dmesgも同時に見たいならもう一個開かないとだよ
なので、スキルの掛け合わせが特異性のあるスキルになる理論と同じで、これも一つの機能を掛け合わせることでツールにノウハウが詰まった用な物になってるわけです(たぶん)
