1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

More than 5 years have passed since last update.

Vive Trackerとかを用いてVtuberっぽいことをした時の雑記

Last updated at Posted at 2019-04-21

Vive Trackerの色々

ざっくり8か月くらいViveを使っていろいろした時の過去の記憶
過去の記憶なので、参考程度に見てほしい
トラブルシューティングを主に書こうと思う

Youtubeにも上がっているCEDECでのVIVE公式講演の動画を見ていない人は見ること。
https://www.youtube.com/watch?v=wmMZq3oZ624
https://www.youtube.com/watch?v=RGNNgh7NvXA

トラッキングが飛ぶんだけど

原因はざっくり2種類に分けられる。赤外線反射か、通信の不調のどちらか。
自分では試せなかったが、通信が原因の場合は有線でつなぐこともできる。
切り分けのために有線は用意すべきかも。

とにかく赤外線・反射に気を付ける(反射系)

基本中の基本だが、些細なもので反射する。
ステンレスのような銀に光るものも駄目だし、透明アクリルなんかも鋭角で反射する。
とにかく塞ぐしかない。高いけどパーマセルテープとか使えるといい。
日光もだめです。お日様つおい。
ライトハウスの光源は、強すぎることはあっても弱いことはないと思っていいと思います。

腰と足元は基本飛びやすい(反射系・電波系かも?)

死角を作りやすい高さなので、ライトハウスからの角度と反射に気を付けたい。
基本的にそれだけだが、地面からの反射は意外と対処しにくい。

電波状況に気を付ける(電波系)

一般的な環境では大丈夫だと思うが、ドングルは一般的な無線帯域(2.4Ghz周辺)を使っている為、
周囲に無線ルーターがある場合も5Ghz帯のみにするなど対策する。
公衆の面前のような使い方は避ける。
公式講演の動画などでも言っているが、ドングルを一か所に刺しまくるのは良くない。

トラッカーの周囲に鉄板を置かない(電波系)

トラッカーの下部に無線通信するモジュールがあるらしいので、
下部を遮るような金属質なものは避けること。
足元が飛ぶのはこれが原因かも?

環境面のいろいろ

USB接続数に気を付ける

USB3.0は実は同時接続数が少ない。基本的に、入力と出力それぞれで16、合計32個らしい。実質16個。
(128個つけれるのはUSB Ver1の話。)
HMDはそれ単体で3つのUSBを使用する。(HMD内部にドングルが2つ内蔵されている。コントローラーと紐づけるやつ)
マウス・キーボードで2つ使うとする。
全身キャプチャ用にTrackerを8個繋げるとする。(腕2肘2頭1腰1足2)
計13

あと3つしか付けられないじゃないか!

USB HUBもリソース使うことがあるので、より少ない。
上限を超えた場合は、後から繋げたものから認識されなくなるしOS自体が挙動不審になる。

Tracker Ver2.0。ライトハウス4つ。死角無し!これで勝つる!

そんなことはないです。サポート対象外っぽいです。
ライトハウス認識に問題があるらしく、認識しているライトハウスによって時折飛びます。

広範囲をカバーする使い道ならまだいいと思いますが、
モーキャプみたいな狭域を高精度で、という使い道にはまだ未対応のようです。

Tracker Ver2.0ってどうよ?

スペック上Ver1の上位互換になっていますし、実践上でも体感良くなっている気がします。
ライトハウス2つでやる分にはよいと思います。
ライトハウスからの信号も記号化されているらしいので、干渉も少ないようです。
ただしすべて2.0環境にする必要がある。

そもそもTrackerで全身モーキャプするってどうよ?

精度は高いです。Vive Tracker 自体、高精度でポジションを取ってくれます。
ただしトラッカー本体位置なので、人間の体の位置を取ろうとすると、オフセットが必要です。

あと意外と見逃しがちなのがTrackerの重さです。うろ覚えですが200g以上あります。
このくらい重くて大きいものを人体から外部に固定するのは結構大変です。
ずれやすいし、体からの突起物のなので結構邪魔になる。

足につける場合でも、例えばクロックスみたいなものだと簡単にくっつけられますが、
弾力がある素材なので、ぼよよんって感じを思い切り拾ってしまいます。

あと腰。腰については安定して高精度で取るにはちょっと工夫が必要そう。
そもそも腰に固定してくっつけるのが結構大変。

Ikinema Orionってどうよ?

結構いいと思いますが、胸のトラッキングポイントはありません。
頭から腰に掛けて補完で取る形になるので、ベリーダンスのような腰くねくねみたいなのをやりたい人には向きません。

個人的には手はコントローラーのほうが色々よさそうかなと思っています。
操作する人の技量に掛かっていますが、腕にくっつけるのではなく、手で握るため、
狙って動かす分にはズレが少なく動かせます。

固定位置、方向でキャリブレーションするのでつけ方に気を付けないといけない。
公式に図があったと思いますが、Tポーズしたときに前に向くように取り付けるはずです。
(この向き調整が地味にTrackerを体に取り付けるパーツがずれる原因になる…)

※ 何か思い出したら追記します。

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?