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MackerelAdvent Calendar 2019

Day 19

Mackerelのアラート回数をモニター別に集計しようとしてみたが失敗した

Last updated at Posted at 2019-12-19

こんにちは、これはMackerel Advent Calendar 2019 の19日目のエントリです。

日々サービス運用に携わっている中である特定のアラートが多く発生したり、
また逆に、何かしらの対策を講じることで今まで頻発していたアラートが減ることがあるかと思います。

そのような時、感覚的には増えたな、減ったなと思うんですが、
じゃあ具体的にどのくらい増減してるんだ、ということが分からない状態でした。

そこで定量的にアラートの増減を把握するために、アラート回数の集計を試みることにしました。

Mackerelではアラートの通知もwebhookで飛ばすことができるので、
エンドポイントをAPI+Lambdaにして、
その結果をMackerelのサービスメトリックに投稿して集計できないかと考えました。

大まかな流れは下記の通りです。
※こちらは cohalzさんの記事を参考にしました。

  1. アラートが発生するとMackerelのwebhookからAPI Gatewayのエンドポイントにリクエストが飛ぶ
  2. API GatewayからLambdaを呼び出す
  3. LambdaからMackerelのサービスメトリック投稿のAPIにPOSTする

スクリーンショット 2019-12-19 5.58.50.png

サービスメトリック投稿のためにはMackerelのAPIに下記のようなJSONをPOSTします。

[{"name": string, "time": number, "value": number}]

MackerelからAPI Gatewayに通知されるJSONには以下のような内容を含んでいるため、
nameをmonitorName、timeを日付+固定時刻(00:00)にしてサービスメトリックに投稿すれば、
日×モニター名別にアラート回数をグラフ化できそうだと考えました。
参考

  "alert": {
    "openedAt": 1473129912,
    "closedAt": 1473130092,
    "createdAt": 1473129912693, 
    "criticalThreshold": 1.9588528112516932, 
    "duration": 5, 
    "isOpen": true, 
    "metricLabel": "MetricName", 
    "metricValue": 2.255356387321597, 
    "monitorName": "MonitorName", 
    "monitorOperator": ">", 
    "status": "critical", 
    "trigger": "monitor", 
    "url": "https://mackerel.io/orgs/.../alerts/2bj...",
    "warningThreshold": 1.4665636369580741


実際にアラート発火させサービスメトリックに投稿した結果がこちらになります。
スクリーンショット 2019-12-19 7.35.29.png

countAlert*のサービスメトリックに対して、alertA、alertBの結果が投稿されています。

しかし、これだと意図通りに集計できません。
同一nameで同一時刻にサービスメトリックを投稿すればvalueは増加していくと何故か思い込んでいたのですが、
もちろんそんなことはなく、valueは新しい投稿で上書きされます。
(最初に気づけよという話なのですが、メトリック投稿するまで気づきませんでした…)

思ったようにアラートを集計できなかったというまとめになってしまったのですが、
Mackerelがwebhookで飛ばせる情報には、有益な項目が多々含まれていることがわかったので、
アラート集計に限らず試していければと思います。

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