JDKとは?
- JDKとは、Javaで開発を行うために必要なソフトウェアをまとめたパッケージのことだ。
JDKがインストールされているか
- JDKがインストールされているかどうかは、以下の操作でコマンドプロンプトを起動して確認することができる。
- Windows 10の場合
①[スタートメニュー]→[Windows システムツール]→[コマンドプロンプト]
②[win + r]→cmd
③エクスプローラーで[cmd]
コマンドプロンプトが起動されたら、以下のコマンドを入力しよう。
- Windows 10の場合
javac -version
JDKがインストールされて正常に動作している場合は、次のようにインストールされているJDKのバージョンが表示される。
JDKがインストールされていない場合は、次のようなメッセージが表示される。
JDKインストールの前の確認
- 32bitか64bitか?
32bitと64bitとでは、使えるメモリの量やHDDの容量が違ってくる。とりあえず、64bitの方が高性能というざっくりとしたイメージで構わない。
パソコンによって32bitか64bitかが違うのだが、これによってインストールするソフトウェアが変わってくる。
この情報は以下の操作でシステム情報を見ると確認できる。
Windows 10の場合
[スタートメニュー]→[Windowsシステムツール]→[コントロールパネル]→[システム]
「システムの種類」の項目に「64ビット」と表示されているので、このPCの場合は64ビットOSを使っていることが分かる。「32ビット」と表示されていれば32bitOSだ。
JDKをインストールする
- JDKを入手する
- (Open JDK)https://jdk.java.net/
- JDKのインストール
- 環境変数の設定
JDKをインストールしたら、環境変数の設定が必要だ。環境変数とはOSが使用する共通の変数のことで、環境変数にJDKに関する設定を行うことでJavaが正しく動作する。
環境変数には「ユーザー環境変数」と「システム環境変数」の2種類があり、JDKの動作のためには「システム環境変数」を設定することとなる。
設定・追加する環境変数は「Path」と「JAVA_HOME」の2つだ。
Windows 10の場合
[スタートメニュー]→[Windowsシステムツール]→[コントロールパネル]→[システム]→[システムの詳細設定]
「詳細設定」のタブを押し、最下部にある「環境変数」のボタンをクリックしてみよう。設定されている環境変数の一覧が表示される。
まずシステム環境変数「Path」の設定をしてみよう。システム環境変数のリストにある「Path」の行をクリックしてから下の「編集」ボタンをクリックする。
続いて環境変数「JAVA_HOME」の設定を行う。システム環境変数の欄にJAVA_HOMEがない場合は「新規」ボタンをクリックしよう。既にある場合は、値が正しいかどうかの確認だけで良い。
コマンドプロンプトを開き、先ほど紹介した方法で確認を行う。
このようにJavaのバージョンが表示されていればインストールは完了だ。